ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

ポジションはガードです。去年の秋頃まで1対1が得意でした。けれどその後、いろいろな試合を重ねていくうちに自信が無くなったのか1対1に強くいけません。今ではしかけるタイミングも分からなくなってきてしまって、しかけても抜けないことが多いです。ボール運びもフロントチェンジが多くなってスチールされてしまいます。強く行かなければいけないことはわかっていますが、どうしてもパス優先になってしまいます。試合前なのにこれではいけないとさらに焦ってしまいます。

海音さん(プレイヤー/高校2年生/女性)

いろいろなことに対し自信を失っているようですね。

まず、試合を重ねていったときに、なぜ自信を失ってしまったか考えたでしょうか? 要は、できなくなったことの自己分析。それが技術的な原因なのか、精神的な原因なのか。何が上手くできなくなったのか等々。ボールを取られる原因の一つにドリブルのフロントチェンジを挙げています。ではなぜフロントチェンジばかりになっているのでしょうか? 今まではどういった方向転換をしていましたか?

それらをよく考えていくと、必ず原因があるはずです。例えば、スピードがなくなった。ドリブルのコントロールが悪くなった。ディフェンスから逃げるようになった。それまで得意だった1:1が、ここにきてなぜできなくなったのか。等々。

自分の弱点と向き合う、というのはつらいことです。しかし、向き合うことで逆に自分の弱点が客観的に見えてくることはよくあることです。それが見えればしめたもので、それを克服するために練習を重ねればよいのです。

勇気を持ってプレイしてください。

どうも、ガードだからよいパスをしなければいけないとか、勝つためにはミスができない、というように考えているような感じがます。

オフェンスの基本(どのポジションでも同じです)は、

  1. ボールを持ったら最初にシュートを狙う
  2. ディフェンスがそれを防ごうとしたらドライブを狙う
  3. シュートもドライブもできないと判断したらパスをして動く(カットする。スクリーンする等)
特にガードの場合は、バックコートでボールを持ったら、一直線にゴールに向かってレイアップシュートをすることを考えるべきです。一直線に突破しようとするから次のパスが生きてきます。とにかく、常にゴールに向かう姿勢を相手に見せることが次のプレイを引き出します。

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