ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

現在高校でバスケ部の部長をしており練習メニューを考えているのですが、後輩から「試合一ヶ月前なんですから5on5やりましょうよ。」と、言われ「チーム内でゲームやったって上手くなんねえだろ。」と、言い返しました。というのも、スクリーンプレーなど基本的なことが出来上がっていないのにゲームを行っても、そのプレーが使えなければゲームの意味がないと思い、ギリギリまではゲームをやらないつもりでした。しかし、後輩から言われ続け段々と自分の考えてた自信もなくなってきてしまいました。やはり基礎的なプレーが出来上がっていなくてもゲームはやるべきなのでしょうか。

いっちーさん(プレイヤー/高校2年生/男性)

5:5というのはチーム全体で機能しているかどうか(ディフェンスもオフェンスも)を確認する最も大きな手法だと思います。

つまり、練習でやって来たものがどのように表現されているか、狙い通りできているかどうかをチェックすることがメインになります。

5:5の中で上達することはできるのですが、スクリーンプレイができていないならその部分だけを抽出して練習しなければチームとして習慣化しません。

そう言った意味で、5:5をやってできていないこと、できていることをチェックして、できていることはそのまま継続。できていなければそれを抽出してまた練習で上達するようにすれば良いのです。

逆に、5:5をやることでチームディフェンスやオフェンスに慣れるという側面も有ると思います。

状況によって5:5をどういうように使うかはコーチが最も考えなければならない大切なことです。

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