ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

娘がミニバスをやっています。コーチが変わり、挨拶で楽しいバスケをしたい、勝ちにはこだわらない、と言います。そして、以前も六年生が何人もいたが特に成績は残して来ませんでしたと言います。わたしは、バスケをするなら、勝つことを目標にして、チーム一丸となりたいです。それを子供にも伝えていきたいです。バスケが上手にならなければ、楽しくないとも思うのです。こんなコーチになった場合、保護者としてどうサポートしていけばいいのでしょうか?

チョコさん(プレイヤー/ミニバス 5~6年生/女性)

この年代を指導するのは非常に難しいものです。何故なら、運動能力が完全に開発されておらず、ボールハンドリングが中々発達しない年代です。

特に、飛んでくるボールをキャッチすることが能力的に最も後発なんだそうです。投げることの方が早いそうです。

スポーツをやる上で「勝利」を目指すの当然ですが、果たしてこの年代に勝つことを強く求めることが良いのかどうかという事になると、バスケットボールと始めて接する年代という事からすると、決してそれがベストではないと私は考えています。

勝つことを目指しながらバスケットボールの技術、スキルを上げること。そしてチームメートと協力して何かを成し遂げる喜びを共有し、仲間の存在を意識出来たり、自分が好きなバスケットボールが出来ることへの感謝の気持ち等を養って欲しいと考えます。

この先もしバスケットボールを続けたとすれば、いずれは絶対に勝たなければならないことを学ぶはずです。

従って、今はバスケットボールの面白さを覚えることだろうと思いますから、保護者としてのサポートという意味では子供たちの成長を広い視野で見ていることではないでしょうか。

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