ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

中学生男子バスケットボールを指導しています。今の選手になってから、まだ1勝もできずモチベーションの維持やこれまでの練習方法に不安を感じています。今後の指導に何か活かせる手法がありますでしょうか?

一味さん(指導者/中学生/男性)

質問からは選手の構成や資質が判りませんが、勝つことを求めて指導するのは当然のことです。しかし、中学生の場合は毎年入部して来る選手によってチーム力が違って来ます。つまり、毎年チームの選手構成が変わるところが非常に難しい所だろうと思います。

したがって、毎年チームとしての戦い方を変える必要があるだろうと考えます。例えば、大きい選手が揃っているから高さを生かしてインサイドを中心のオフェンスをし、ディフェンスはゾーンを中心にする。小さいから速攻やクイックトランジションで攻め、オールコートのディフェンスで相手のプレッシャーを掛け続ける等々。

そして、その戦い方を基本として選手個々をいかにしてレベルを上げるか、というように考えチームを作るようにします。それこそがコーチがやらなければならない最初の作業です。漠然と勝たせたい、という事ではなく、そういったチームファンダメンタルを元にして選手を育成するのがコーチの仕事です。

選手たちに目標を鮮明に掲げ、その目標に向かっていかに選手を育成するか、チームとしての戦い方をいかに実践していくかという事を考えて指導して行って欲しいと思います。

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