ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

パスには何故回転をかけたらいいのですか?取りやすいパスは?と聞くときれいな回転のパスとよく耳にします。そもそも無回転でパスは出さないと思いますが、無回転で軌道がぶれるのなら、そのような解析をした人がいるのでしょうか?そもそも空気抵抗を受けるような軽さでもないと思います。

パスさん(プレイヤー/大学生以上/男性)

パスやシュートはバックスピンを掛けることで浮力が発生します。つまり、バックスピンによって飛んでいく方向の空気をボールに上面に巻き上げます。その結果ボールが上に上がる力が掛かり、真っすぐな軌道でターゲットに届くのです。

一つの例ですがベースボールパスをする際、投げ方が正しくないと横回転が掛かる時が有ります。そういった場合ボールにカーブが掛かり、レシーバーに正確に届かない時が有ると思います。そういったことを考えると空気抵抗というのはそれほど大きなものなのです。確かに解析をした資料などは無いと思いますが、実際のパス、シュートを見れば明らかなのです。

ボール競技はすべてボールの回転によって軌道が異なってきます。サッカーの「無回転シュート」といわれるものも空気抵抗によってボールが揺れるためにキーパーが取り辛い軌道を描くので非常に有効だという事でしょう。

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