ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

こんにちは。指導者ではないのですが、母として安心して試合を見ていることができません。小学校5年生(来年6年生)の息子についてです。現在、ガードをポジションとしてボール運びを任されています。でも、ハーフコートまで運ぶ際ディフェンスがくると抜けるときもあれば、「ファンブル」したり「カット」されたり。前方の味方に「パス」を出せば、ディフェンスに読まれてカットされてしまいます。キープ力もなく、イライラしてしまう私です。頑張っている息子もわかるのですが、ハンドリングしている割には顔が下がっていたり。ディフェンスを抜く際、胸あたりをみているのが気になってしょうがありません。期待(要求)しすぎなのでしょうか。夢は「バスケット選手」という息子に、「それじゃあ、なれないんじゃない?」と言ってしまいました。

あやたけ母さん(プレイヤー/ミニバス 5~6年生/男性)

お母さんはバスケットボールを経験していたのでしょうか?

親御さんとしてお子さんのプレーを見ているのは中々心配なものです。上手く行けばいいのですが、この年代の子供たちは運動能力やボールハンドリングがまだまだ完璧ではなく、スキルも充分でなくミスも多い頃ですから見ていてハラハラしていることダルと思います。

質問の中に「ハーフコートまで運ぶ際ディフェンスがくると抜けるときもあれば」とありますが、今の時期上手く行く時があることが大切です。そのように上手く行ったときに「ナイスプレー!」と言って自信を持たせてあげることが上達のカギのような気がします。

できなかったこと、失敗したことを指摘したところでそれがイメージとして頭の中に残ったとしたら、上達の速度を落とすことに繋がります。

上手く行かないことは本人が最も悩んでいるからです。

お母さんがイライラして「それじゃ、なれないんじゃない?」ということではなく、お子さんの夢が「バスケット選手」なら良いプレーが出た時にそれを称賛してあげて欲しいと思います。そういった積み重ねがまた次のナイスプレーに繋がるからです。

まだミニバスケットボールの段階です。すべて完璧にプレーできるはずもなく、これから中学校、高校と進むうちにバスケットボールのスキルも徐々に上がってくるはずですから、今よりもっと先を長い目で見てあげてください。

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