ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

1-2-2のプレスをかける練習をしています。1-2-2の「1」のところのポイントをおもに教えてください。よろしくお願いします。

林檎さん(プレイヤー/中学2年生/女性)

通常ゾーンプレスを掛ける時、コートを縦に3等分して守るようにします。トップいるディフェンスはコートの左右何れかのレーンへ方向付けをします。オフェンスにコートを広く使われるとディフェンスの動く範囲が広くなってしまいますから、プレスが有効ではなくなってしまいます。したがって、コートの左右何れかのサイドライン沿いのレーンへボールを押し出し、左右何れかのレーンと中央のレーンを5人で守るようにします。例えば、向かって左側のレーンにボールが有れば、左側のレーンと中央のレーンンを厚く守り、中央のレーンを超えて右側のレーンにパスをされても、山なりのパス(フローティングパス)になりますから、到達するまで時間が掛かるので、移動する時間は充分でインターセプトも狙えるかもしれません。よって二つのレーンを守っていればオフェンスに対してかなりのプレッシャーを与えることができるのでプレスが効果的になります。

以上の事から1-2-2の1のディフェンスはボールを持った選手に対して左右何れから付いて2の何方かに方向付けをして二人でダブルチームを仕掛け、そこら出て来るパスを後ろの3人でインターセプトを狙うようにします。

但し、これらのディフェンスは指導者の考え方によってかなり異なりますから、上記を参考にして尋ねてください。

コーチに聞きたいこと大募集中!

バスケットのこと、練習のやり方、コーチに聞きたいさまざまな質問を募集します!
寄せられた質問と、回答も紹介していきます。

質問はこちらから

TOP