ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

170センチのCなんですけど2年のC相手にいつも面がとれませんどうしたらいいですか?

拳さん(プレイヤー/中学3年生/男性)

面を取るには足の使い方が重要です。中学生の段階で良く見られるのは、面を取る時どうしても上半身だけで相手を抑えようとしているためパスが貰えないようなプレーです。面を取るというのはディフェンスの足の動きを止めてボールを貰うスペースを作る事なのですが、どうしても言葉のイメージからボールに正対してパスを受けるだけの方法だと思ってしまうからです。

例えば、ポストで構えてボールを貰おうとするとディフェンスはパスを入れさせないようにサイドハイやサイドローから斜めに付いて来ます(ディナイ)。その時、ディフェンスは何方かの足をポストマンの前に出し、パスをさせないように手をパスコースに出して来ます。その時ディフェンスが出そうとした足の前に自分の足を出してその足を止めるようにします(シールという)。そうするとディフェンスは更にポストマンの足の前に足を入れようとしますから、その時ディフェンス側の腕を肩の高さまで上げ、腕に力を入れて肘を約45度に曲げて前腕を立て相手の腕を出させないようにブロックします。ボールを受けたいサイドの腕は大きく広げて空いたスペースにターゲットハンドを作ります。

そうするとディフェンスと反対サイドに広いスペースができます。スタンス、身体の向きはボールをキャッチするまでパッサーに平行にしておきます。そしてパスをディフェンスから遠い場所へ出して貰えばそこでボールをキャッチすることができます。そういった貰い方が「面を取る」という事です。

練習の場で実際にやってみてやり方を習得してください。

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