ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

自分より身長の大きい相手とのインサイドのプレー(1対1)を教えてください!ハイポスト、ローポストそれぞれ教えてくれたら嬉しいです★

よろしくお願いします

ばすけ好きー★さん(プレイヤー/高校1年生/女性)

自分より身長の高い相手に対してインサイドでプレーするのはとても勇気がいることです。先ず恐れないでゴールに向かって行くことが必須です。

身長が大きくても小さくても1:1の攻め方は同じなのですが、結局最後のシュートでは長身者の方が圧倒的に有利になってしまいます。したがって、最後のシュートで如何にブロックさせずにシュートまで持って行くかがポイントとなります。

これは直ぐにできるようにはなしませんが、大きい相手に対してシュートする時、自分の肩の幅を上手く使う事である程度シュートブロックを回避できるのです。

ゴール下でシュートをする時基本的に二通りの方法があります。

一つはバックボードと肩のラインを平行にするのと、バックボードに肩のラインを直角にする方法です。ローポストからベースライン方向へ入って行った時、良く見かけるのはディフェンスがリング下で守っているの対して、肩のラインをバックボードと直角にして正面からブロックされています。この場合、ディフェンスがリングの真下にいる訳ですから、身体を正対しては相手が小さくてもブロックされる可能性があります。こういう時はバックボードと平行になっていれば肩の幅だけシュートスペースを確保できるのです。例えばリングに向かって左側のローポストからベースライン側へプレーしたとします。その時ディフェンスが正面にいれば肩のラインをバックボードと平行にして左手でシュートすれば肩の幅だけディフェンスから遠い場所でシュートを打つことができます。

次に同じサイドからフリースローライン側へプレーそしてゴール下まで入って行ったとします。この時は肩のラインをバックボードと直角にして、右手でフックシュートすればブロックされ難くなります。

肩の幅を使ってベビーフックやジャンプフックができるようになると相手が少々大きくてもシュートを打つことができるようになります。是非練習してフックシュートが打てるようになって欲しいと思います。

そして、ローポストでもハイポストでも最後のシュートが苦しいと判断した場合は、ディフェンスを引き付けておいて周りの選手にシュートが打ち易いパスをすることが大切です。繰り返し練習することで必ずできるようになりますから、根気良く続けるようにしてください。

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