ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

私はセンターなのですが面が上手に取れなくて上手くボールが入りません。

もし、入ったとしても上手に攻めれずシュートブロックされたりシュートが上手く入りません!!

どうすればいいですか

バスケ大好きさん(プレイヤー/中学1年生/女性)

センターポジションはゴールに直結する重要なポジションです。特にローポスト付近というのは、ボールが入ればかなりの高確率でシュートができるポジションでもあるのです。したがって、ディフェンス側から見ればボールを入れられたくないので、簡単には面を取れせないように(”ポストアップ”と言ってボールを貰える形を作る事)守ることが重要になります。

まず、パスを受けるためのポストアップ(面取り)ですが、ディフェンスが真後ろに付いているときはパッサーに対して腕を肩まで上げて上腕を90度上に曲げ、手の平を広げて手の平をパッサーに向けパスの的を作ります(ターゲットハンド)。ディフェンスが真後ろにいれば簡単にボールが入るのですが、ディフェンスがインターセプトを狙っている可能性がありますから、腕を大きく広げてパスを受けるようにし、ディフェンスの位置を意識して近づいて行き相手を動かさないようにします。そうするとディフェンスがインターセプトを狙おうとしても遠回りをしなければならず難しくなります。

次に、ローポストでポジションを取ろうとしたとき、ディフェンスがパスコースに入ってディナイ(ボールを持たせないように手をパスコースに入れていて、ボール側から斜め上から付いているように場合)、ディフェンス側の腕を肩まで上げて上腕を90度曲げ上に伸ばし、その腕でディフェンスが前に入り込まないようブロックします。そのときディフェンス側の足もディフェンスに接触させ腕と足で抑えるようにして、ディフェンスと反対側の腕をディフェンスから遠い場所に伸ばしてターゲットハンドを作り、パッサーに対して水平になって身体の正面を向けます。このポジションを取った場合、パスをポストマンの真正面に出そうとするとディフェンスの手が届いてしまうのでインターセプトされてしまいますから、パスはディフェンスから遠い、手の届かない場所へパスをします。その際片手でボールをキャッチするのは難しいので、キャッチする瞬間に逆の手(ディフェンスをブロックしていた手)も一緒にボールを掴むようにするとキャッチミスすることはありません(ただし、キャッチングの練習は必要ですが)。

また、ポジションを取ろうとしてディフェンスがボール側の足を前に出そうとする場合があります。その時はディフェンスが出した足の前に自分のディフェンス側に足を一歩出すと同時に、自分の背中と腰で相手をブロックすればボールから遠い場所にパスを受ける広いスペースができるのです。

そしてさらにディフェンスがパスをさせないように前に出るようなら、今度は背中で相手を押さえてしまえばリングに近い場所(ディフェンスの裏側)にパスを受けられる大きなスペースができます。

ポジションの取り方は個別に練習をして要領を覚えて欲しいと思いますので、チームメートに協力して貰って練習してみてください。

ボールが入った後のプレーについては同じ質問が多数寄せられていますので、過去のQ&Aの回答を参考にしてください。

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