ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

いつもプレー中の動きがぎこちなくなってしまいます。

うまい人のプレーを見ていると体をうまく使い

柔軟な動きだと感じるのですが

自分は動きづらいと感じる場面が多くあります。

どうしたら、もっと柔軟な動きができるようになりますか?

ゆきさん(プレイヤー/大学生以上/女性)

質問の内容からではどんなプレーをしようとしているときにぎこちなく感じるのかがわかりませんが、おそらく全体のコーディネーション能力(調整能力)が不足しているのかもしれません。スポーツ全般に言えることですが人が体を動かす時、身体の各部位をバラバラに動かすことが必要になるケースがほとんどです。コーディネーションとは身体と脳、脳神経を訓練することによってバランスよく動ける能力のことをいいます。

例えば、普通に立っています。腕を前に出して手の平を広げておきます。そして、軽くジャンプしながら両足を肩幅程度に広げますが、そのとき開いていた手の平を握ってグーを作ります。このとき足を広げる動作と手の平を握る動作というのは神経的には逆の動作になります。そういったことを瞬間に判断してやれるようになることで動きの調整ができるようになります。

また、片方の腕を前から後ろに回しと同時に逆の腕を後ろから前にまわすような動作も同じことになります。

バスケットボール的な動きとして、走る時足は走る方向を向いていますが、上半身だけを左右の何方かを向いて、上半身と下半身をねじるような動きです。

トレーニングとしては、ボールを身体の前で持って立ちます。そして、誰かの合図でボールを真上に投げ上げ、一旦ボールから目を離し身体を360度回転させ、止まったらボールを見てキャッチするようなこと。これは慣れてくれば2回転したり3回転してもできるようになります。また、二人組になって5m程離れ何方かがボールを持ち、ボールを持っていない方の人は後ろを向いています。ボールを持っている人が号令をかけると同時に後ろ向きの人にパスをしますが、号令と同時に後ろを向いていた人は180度ターンしてパスされたボールをキャッチします。

そういったトレーニングを繰り返すことで冒頭で説明した、身体と脳、神経の訓練になります。

いろいろ工夫してトライしてみてください。

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