クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

僕はダブルクラッチができるんですけど、相手がブロックに飛ぼうとしたので、ダブルクラッチをしたら相手が飛ばなかったり、相手が飛んでこないと思って普通にレイアップにいくと飛んできてブロックされます。

相手のどういうところを見るとブロックにとんでくるかが分かりますか？

バスケっ子さん（プレイヤー/中学2年生/男性）

レイアップシュートのとき、ダブルクラッチシュートをするためにはかなりのジャンプ力や筋力が必要です。

まだ中学2年生ですから非常に難しいシュートになるはずですから、シュートを打つ際バランスを崩す恐れがありシュート確率が上がらないと思います。

したがって、レイアップシュートに持込めるとき、ダブルクラッチ等難しいシュートでディフェンスをかわそうとするのではく、ディフェンスにファウルをさせるように考えるべきです。そしてファウルをさせてシュートを入れれば3Pプレーとなりますので、相手に与えるダメージも大きくなります。

相手のブロックを見てシュートをするのでなく、ブロックに来る来ないに関わらずリングに向かって強くシュートすることを考えてください。

シュートに持ち込めると判断した時は、リングに集中して強くシュートする。ということです。その結果ファウルをもらえてシュートが入ればベストプレー。次にファウルをもらってシュートが入らなくてもフリースローで得点。最悪フリースローが入らなくても相手のファウルが一つ増えればトラブルになってきます。

また中学生の試合等を見ていると、レイアップシュートしようとするとき、ボールを一旦下にさげてからボールを上げる勢いでシュートする（下から投げ上げる）ケースが非常に多いのですが、ボールが下がったときにディフェンスの手が出てきてボールをスナップされているケースがよく見受けられます。ボールをディフェンスの反対側の顔の近くにボールをホールドしながらプロテクトします。そして、ディフェンスを肩で防ぎながらシュートします。ボールを上げ下げさせる勢いでシュートをしないことです。

これは練習中に意識して、最初はゆっくりやってみてください。慣れてくれば通常のスピードでシュートできるようになります。