ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

リバウンド取らなきゃいけないのに恐怖心があって全然飛び込めません…顧問の先生はリバウンドはちっちゃくても意欲で取れるってよく言います!わたしも意欲はあるけれどやっぱり怖いです。どうしたら恐怖心がなくなりますか?

リほたろさん(プレイヤー/中学3年生/女性)

顧問の先生がいわれる通り意欲があればリバウンドは取れるものです。ただし、意欲があるというのはリバウンドに積極的に参加できることも含みますから、恐怖心があってリバウンドに入れなければ取ることはできないということです。

では恐怖心というのはどんなことか、そのあたりをよく考えてみましょう。

なぜ怖いのかということです。それが自分で理解できなければこの問題は解決しません。

おそらく、大きな選手に対して身体が接触することの恐怖心ではないかと思います。

なぜなら接触することで痛みをともなうからです。しかし、リバウンドやルーズボールというのは審判の笛が鳴らことなくに相手の攻撃権を自ら奪い取るための唯一のプレーで、その回数が多いほどチームの勝利に大きく貢献することなのです。

「ナイスリバウンド!」「ナイスルーズ!」という声を聞いたことはありませんか?リバウンドを取った選手がゴール下の密集した場所で強くリバウンドを取ったとき、床に転がったボールを身をていして取ったような場合、チームメートが大きな声を出してそのプレーを賞賛します。それほど、リバウンド、ルーズボールと奪取するというのは勝利への近道なのです。

自分の身体が痛いのはわかりますが、チームを勝利に導くためにに自分の痛みを我慢する。それがチームワークの一つです。

「One for all.All for one」という言葉を聞いたことはありませんか?ラクビー等でチームワークのことを表した言葉です。一人は皆のために、皆は一人のために。という意味です。

その恐怖に強い心で立ち向かっていくとというのは、将来りほたろさんが高校、大学、社会人と成長していく過程で避けては通れないことです。

チームのために痛みを怖がらず果敢に挑戦する。そしてチームはリほたろさんのために皆で頑張る。勇気を持って挑戦してください。

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