ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

精神障害者でチームを組み、数回の練習(1週間に1回)のみで障害者同士の大会にでたところ、フロントコートにボールを運んだりボール回しすらままなりません。

こういうときチーム全体としてどう動いたら良いのか、特にインサイドのプレイヤーはどうフォローしたらいいのか教えてください。

ガトーさん(プレイヤー/大学生以上/男性)

オフェンスには「フォーメーションプレイ」または「ナンバープレイ」と言って、決まった動き方でゴールを狙うものがありますが、練習時間が少ない訳ですから、それを全体で覚えるにはかなりの時間が掛かり、逆に混乱してしまう可能性が高くなります。

オフェンスの基本は「パス&ラン」ということで、パスをした後リングに向かってカットしてリターンパスを貰ったり、味方にスクリーンしたり、3ポイントエリアの縁に沿ってスライドするように動くことがポイントとなります。

また、外側のパスが回らないときや、ディフェンスにタイトに付かれてパスが出せないときは、インサイドのプレイヤーがボールに対して真っ直ぐに迎えに来るようにします。

一旦ボールがインサイドに入れば、ディフェンスが縮むことになりますから、今度はアウトサイドのパスが楽にできるようになります。

オフェンスで最も大切なことは、決して同じ場所に長く止まることなく動くことです。

そうすればディフェンスにずれが生じて来ますから、よりチャンスが広がることになります。

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