ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

私が所属している部活のチームは背が全体的に低いです。

一つ上の先輩たちは背がすごく高くて、ほとんどセンターがハイポからもらってジャンプシュートっていう形です。

先輩のプレイを見て勉強しろ! とよく言われますが、私たちには体格も性格も違うのでなかなかできません。

背が低いチームとして、どうやったらパスが正確に入り、シュートを打って試合に勝てますか??

チビさん(プレイヤー/高校1年生/女性)

バスケットボールはゴールが305cmの高さに設置してありますから、身長が低い場合はやはり不利と言わざるを得ません。

しかし、逆にバスケットボールの面白さは、戦い方によって小さいチームにも勝てるチャンスがあるというところです。

つまり一人でやる競技ではありませんから、ベンチメンバーも含め全員の力をいかに結集するかによって充分に勝てるチャンスがあるのです。

バスケットボールは残り時間と得点差のゲームですから、シュートの確率をいかに高くするか、ということと、時間をいかにうまく使うかがゲームの勝敗に大きく関わってきます。

つまり攻撃回数と確率がゲームの勝敗を左右すると言ってもいいでしょう。

例えば、小さいチームだから走るしかない、ということですが、走って攻撃回数を増やした場合、小さい分シュートの確率が落ちてしまうかもしれません。そうなると身長差でリバウンドを取られる回数が増えますから、ますます不利になってしまいます。

そこで、走って早くボールを進め、シュートクロックを目一杯使って確率の高いシュートを打ったとします。

そうなると相手のチームにはリバウンドのチャンスがなくなりますから、速攻が出せなくなり焦りが生じてくる可能性があります。

しかもゴールを決めた後、オールコートディフェンスで逆に相手に時間をかけさせて苦しめ、攻撃回数を減らしてしまえば、常に先手で試合を進めることができるかもしれません。

以上は一つの例ですが、全体的に言えることはプレイ全体を正確にやることが最も大切なことだと思います。

シュートの確率もさることながらターンオーバーをなくし、シュートする前にボールを失わないということです。

つまり、ミスでボールを失うことなく必ずシュートを決めてオフェンスを完結すること。

常日頃の練習でパス、ドリブル、シュートなど全てのプレイを正確にやることを心掛け、確実性の高いチームになるように、みんなで協力してチームを作るようにしてください。

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