ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

こんにちは! 僕はパスミスのことで悩んでいます。DFをみてパスするようにこころがけているんですが、なかなかうまくいきません。どうしたらパスミスしなくなりますか??

バスケ馬鹿さん(プレイヤー/高校2年生/男性)

バスケ馬鹿君。こんにちは。

パスについて考えてみましょう! 「ディフェンスを見て、パスをするように心がけている」これは、とっても大切なことです。パスミスをした選手に聞くと「ディフェンス(周り)を見てなかった」ということがよくあります。大切なことだから、日々の練習で継続してくださいね!

次に、プラスしてほしいことをあげてみます。

キーワードは、

  1. (1)パスをするときに足を使う(ステップをふむ)。
  2. (2)いつでも止められるように、ボールをコントロールする。
  3. (3)パスの強さ、です。

(1)(2)は連動するのですが、パスをするときに、両足を床につけたまま手だけでやろうとする選手がいます。そうすると、ディフェンスが反応してきたときに、パスを止めることができません。ステップの幅はいろいろありますが、足を踏み出してパスをするように心がけましょう。足を踏み出すことで、自然に膝が曲がり良い姿勢になってきます!

パスの強さについては、ときには、弱く優しいパスを出すこともありますが(お互いの距離が近いとき、向かってくる仲間に出すとき)基本的には“強いパス”です。仲間がノーマークでも弱いパスを出せば、ディフェンスに動く時間を与えてしまいます。

その結果、パスカットをされることになります。相手の状況は、常に変化することを覚えておきましょう。

練習、試合の中でパスミスが起きたときには、何が悪かったのかを考え、次につなげていきましょう。ナイスパスというのは、受け手が取りやすく、プレイしやすいパスのことをいいます。ボールに「心をこめて」届けましょう。頑張ってください!

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