ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

高校からバスケを始めた初心者です。 学校自体があまり強くないので 試合には結構出たりしています。身長186cm体重70kgと細身で パワーがないのですが、ポジションはセンターです。ゴリの様に力押しができないけどフリースローには自信があるので ファウルをもらうポストプレイがしたいです。どうすればファウルを貰いにいく ポストプレイができますか?教えてください。 長文申し訳ありません。

スカイショットさん(プレイヤー/高校1年生 男性)

70kgではセンターとして少し細身のようです。ただポストエリアでファウルをもらうプレーとありますが、ファウルをもらうのは結果であってファウルをもらうことだけを考えていてはいけません。センタープレーヤーは力だけで押し込んでいくのではなく、ディフェンスをいかに外してシュートに持っていくかが大きなポイントとなります。

そのためには足の使い方やシュートをするときの体の使い方が大切になります。よくNBA等の映像を見ているとセンターがドリブルをしながら中へ押し込んでいくような場面をみることができますが、そのようなプレーは身長が大きく体重もある選手が身体の大きさだけでシュートに持っていこうとするもので、バスケットボールの1:1の基本的な動き方ではありません。

ローポストプレーの基本的な動きについて説明します。

ボールを受けたらボールを顎の下で両肘を張ってキープします。そして、左右どちらかの方向へ首をねじってリングを見ます。そうするとディフェンスがどちらにいるかが見えます。またその動作がフェイクになる場合があります。

例えばリングに向かって左側のローポストでボールを受けたとします。そのとき右肩越しにリングを見てディフェンスが自分の右側に付いている場合、フリースローライン方向へ左足を大きく出します。ディフェンスの左足を自分の左足でシールするように動きます。そしてそこからワンドリブルでジャンプストップし、ベースラインと直角に止まり、ディフェンスを自分の体の左側で押え、ディフェンスを直角になりサイドショット(ベビーフックシュート)に持ち込みます。

身体の幅の分ディフェンスから遠い所からシュートが出ますから、ブロックショットし辛くなります。逆の場合はベースライン側へワンドリブルし、バックボードと身体を平行にしシュートに持って行きます。この場合は自分の右足でディフェンスの右足を押えてしまうように足をリングの方向へドロップステップさせて下さい。慣れないうちは難しいかもしれませんが、繰り返し練習するうちにコツを掴むことができます。そういうプレーをすることが結果的にファウルを誘うことになるのです。

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