ENEOSバスケットボールクリニック

昭和薬科大学附属中学校

 集合写真

■学校名(団体名)
昭和薬科大学附属中学校
■参加人数

中学生

女子 18名

■場所
昭和薬科大学附属中学校体育館
■実施日
07年11月24日
07年12月22日
08年1月27日
08年2月16日
◆実施日
2008年2月16日(土)
◆コーチ名
萩原・楠田・原田
◆実施内容
  • シェービングドリル
  • 3対3
  • 4対0
  • 4対4
  • ハーフコート5対5
  • スクリメージ
◆実施風景

3on33on3

コーチも話し合いコーチも話し合い

ミーティングミーティング

4on44on4

シュートシュート

ポイントの説明がありますポイントの説明があります

もう一度やってみましょう。もう一度やってみましょう。

シュートシュート

最後に皆で写真撮影最後に皆で写真撮影

  • 萩原コーチのコメント

    さあ、最終回です! 今までやってきた個人スキル、2対2 を 3対3 → 4対4 → 5対5 につなげていく最終作業を、今回は目標にしました。5対5になってしまうと練習したことを忘れて、個人的な動きの「くせ」が出てきてしまう場面が見受けられました。わかる。5対5って言われた途端、テンションが上がってつい目の前のことに夢中になっちゃうものですよね。でもそれでは今までと何も変わらないことになってしまう。
    どんな練習にも必ず目的があるんですよ、とは初回からずっと言い続けてきました。その目的とは、最終的には5対5(ゲーム)です。だからやっぱり練習してきたことを念頭において、少し冷静な頭をもって5対5をする。何となく気持ちいいプレーに走るのではなくて、意識的に自分の動きを限定する。このようなことはとっても大事なことなんです。
    2対2にすると意識してできる足を使ったパスが、5対5になるとできなくなる。これは一つ一つの練習がまだ連携していないということ。でも、まずはその5対5でミスをして「あ、これは2対2でやっていることだ。このための練習だったんだ!」と気づくことが一番重要。自分で気づけば実感を持って、分解練習に「フィードバック」できます。
    動きには必ず意味がある。どうしてそこに動いたのか説明ができなくてはならない。練習にも必ず目的がある。どうしてこの練習をしているのか、何がポイントでどうゲームにつながるのか、常に意識をして取り組まなくてはならない。
    結局いつでも頭を働かせておかなくてはなりません。「何となく」で動くのは…ゲーム本番のときです。そうやって頭を使って考えて、意識的に限定した動きを何回も何回も練習で繰り返すことによって、ゲームでは頭で考えるより前に体の方が早く反応するようになります。
    最終回、きれいな色紙とお花をいただきました。みんなとってもしっかりした文面ときれいな字!さすがは進学校!!進学校だから部活の時間がないからできない、というのではくて、条件が少々悪くたって工夫次第でこれだけのことはできるんだ!ということの方が楽しいと思うんです。そういう楽しいことが言える環境にいることを意気に感じて、これからも勉強にバスケットに頑張っていってくださいね!

  • 楠田コーチのコメント

    強化最終回、昭和薬科大学附属中学校に行ってきました。久しぶりの再会だったので、皆がどれくらい上達しているのか、練習がとても楽しみでした。体育館に行くと子供たちがが前回の復習をやっていましたが、スピードもついてきて、動きのキレも初回のときとは全く違っていました。子供たちの練習に対する姿勢は、いつも真剣で一生懸命だったので、しっかり練習を重ねればこの子たちはうまくなるだろうな!と思ってはいたものの、見違えるほど上達していて驚いてしまいました。
    今回は攻防をメインに進めていきました。まず4アウトのオフェンスシステムを組み、4on0から始め、その後ディフェンスを入れて行いました。先ほど言いましたが動きにキレがあります。慣れないシステムも、何回かに一回ポジションの移動を忘れるものの、しっかりとした動きができています。
    ただ、肝心のシュートを何度も「ぽろっと」落としているのがとても残念でした。動きはスムーズにできているのに最後でシュートを落としてしまっていては、今までのプレーが無駄になってしまいます。決して難しいシュートを求めているわけではありません。ゴール下のイージーシュートは、練習中から1本1本大切に入れていってくださいね!イージーシュートを落とさず、全部決めるだけで試合の流れが変わってきます。次の試合では最後のシュートをしっかり決め、良い試合をしてくださいね。試合の報告を楽しみにしています!頑張って!

  • 原田コーチのコメント

    ラスト最終回の強化合宿昭和薬科大学附属中学校に行ってきました!
    私は初めての参加となりましたが、噂に聞いていたとおり、コーチの話を良く聞き理解し、コートの上で表現しようとする姿勢が良く伝わってきました。
    今回は、センターを中心に見させていただきましたが、ひとつ伝えるとそのプレーをやろうとしてくれるので、次から次へと私のほうがたくさん欲が出てきてしまっていたように思います(笑)。ひとつひとつを思い返して、個々の動きを一個につなげられたらもっともっと良くなると思うので、これからの練習で意識していってくれたら嬉しいです。
    少ないですが、何人かの子にハンドリングの種類を伝えたので、ハンドリングであれば一人で練習できるので、是非、ボールとお友達になってください! ハンドリングが良くなると、シュートタッチが良くなり、シュートの確率向上につながると思います。頑張ってください。

◆実施日
2008年1月27日(日)
◆コーチ名
萩原・大山
◆実施内容
  • チームアップ
  • 前回復習を兼ねてシェービングドリル
  • オールコートパッシングダウン
  • オールコートパッシングダウン2on2
  • ポストへのパス:2on2の状況から
  • 3on3分解練習
  • 5on5オフェンスの全体像説明
  • 3on3(上と別の形で)
  • 萩原コーチのコメント

    今年の冬は寒いですね!冬は寒いものなのですが、暖冬続きですっかり身体が暖冬仕様(というより単なる寒がり)。沖縄のお天気はあいにく雨でしたが、暖かいのは助かります。地元の方いわく「寒くない?今朝は冷えこんだよ〜。14℃だったからねえ。」
    いつもどおり体育館の入口にてごあいさつを受け、クリニックに突入しました。
    シェービングはだいぶ慣れてきましたね。でも同じ練習を繰り返すときに気をつけなくてはならないのが「何の練習なのか」という目的意識。技術は地味な動きを繰り返すことで身につくので、繰り返しは「これでもか」ってくらいやってくれていいのですが、惰性でこなしてしまっては効果は半減します。どういうときに使うのか、DFはどこにどういう状態で立っているのかなど、頭の方もしっかりイメージを持って、常にポイントを確認しながら行なうこと。毎日毎日毎日そうやって練習し続けること。何度も繰り返すたびに高い意識を持ち続けるのは難しいことかもしれないけど、ここが「できる」「できない」(つまり試合で使える・使えない)の差になってくるんです。いい選手ってこういうことの重要性を知っていて、こういう部分をおろそかにしないからこそ「普通」とはちょっと違ういい選手になるのだと思います。
    5on5の全体像を説明して、それを分解した3on3をやってみました。さすが進学校の選手たち、理解が早い!あんな短時間の説明で「わかった」って言える選手はなかなかいませんよ。あとはその頭にあるイメージをいかにフロアで表現するか。上でも書いたように、頭の回路と身体の回路をつなげるには、実践的にイメージをしながら何度も練習を繰り返すことです。急がば回れ、でもそうやっていると必ず身に付いてきます。次回また新しいことを積み重ねることができるように、今回の内容をしっかり繰り返してやっておいてくださいね。

  • 大山コーチのコメント

    昭和薬科附属中学校の強化クリニックへと行ってきました。今回3回目の強化クリニックでしたが、私は視察以来初めて足を運びました。
    前回の復習からオフェンスの動きを中心に練習が進みましたが、話を聞いていた通り理解力のある選手たちなので、練習もスムーズに進み3時間のクリニックもあっという間に感じました。
    特に普段の練習の中で考えながら取り組むことは大切だと思います。オフェンスの分解練習をやっている中で、「自分がチャンスなのか」「周りがチャンスなのか」その場の状況をしっかりと見ることは必要になってきます。スペースがなくなる場面と無意識でボールに寄ってしまうことが多く目に付きました。ここの部分に対しては、次回のクリニックまで改善できるように、普段の練習の中で意識してやっていってほしいと思います。
    練習のできるときは、目的を持ってたくさん練習してくださいね〜!!これからも、頑張ってください!

◆実施日
2007年12月22日(土)
◆コーチ名
萩原・小池
◆実施内容
  • シェービングドリル
  • オールコートパッシングダウンドリル(DFなし)
  • オールコートパッシングダウン2対2(DFありでシュートまで)
  • ミートシュート
  • ハーフコート2対1(エンドラインから。DFあり)
  • センターへのパスドリル(4人組で)
  • ハーフコート3対3(2ガードポジションでセンター、フラッシュから)
  • ミートシュート(3箇所)
◆実施風景

しっかりステップ踏んでしっかりステップ踏んで

レイアップレイアップ

ドライブドライブ

レイアップレイアップ

コーチからの説明コーチからの説明

ボールのもらい方の指導ボールのもらい方の指導

攻防攻防

シュートチャンス!!シュートチャンス!!

シュートチェックシュートチェック

ナイスイン!!ナイスイン!!

  • 萩原コーチのコメント

    気温7℃・ダウンジャケットも決して珍しくない羽田空港から2時間ちょっと。いきなり24℃の沖縄!!半袖短パン、全然オッケー!!!(テンション高ッ!!)
    時はクリスマスシーズンの連休。今回はラブラブカップルズさんたちよりも、家族連れの方が圧倒的に多かったので、比較的平穏な気分で移動できた萩原です。観光もいいけど、私たちだってかわいい昭和薬科大学附属の子たちと練習だもんね、さあ、みんなどれくらい前回置いてきたドリルをやっておいてくれたかな、と楽しみに体育館を訪れました。
    今回は、みんながいつもやっているオールコートのパッシングダウンに実際にディフェンスをつけてみました。ボールマンはどんなにディフェンスのプレッシャーがきつくてもボールをなくさないこと。そのためにはしっかりピボットを踏むこと。レシーバーはボールサイドカット・Vカット・リバースカット・ロックなどを駆使してディフェンスを振り切って、できるだけ早くボールを受けに行ってあげること。パスは相手が取りやすいように、またディフェンスからできるだけ遠い位置に出すこと。こういった一連のことを課題にして、今日の練習を行いました。
    自分がしんどいとつい相手のせいにしたり、投げやりになったりしてしまいがちですよね。(とはいえ、ここの子たちはそういった要素はかなり低いですが)でもちょっと相手の立場に立って考えたりすれば、その人も自分と同じようにしんどいってことが分かるはず。自分が感じているような苦しさを相手も感じているのであれば、少しでも軽減させてあげるぞ!って思えることが、結局選手としての技量や懐を広げることにつながるのだと思います。他人に気を遣える人は間違いなく、バスケットをさせても上手になる人ですよ。みんながツライときに「よ〜し、アタシが!!」って思える人になって欲しいなあ。
    そういう意味で、ここでぜひ特筆したいのが、ここの高校生のお姉さんたち。クリニックの対象は中学生ですが、中高一貫校でかつ部員数がとっても少ないということで、特別に高校生も一緒にクリニックを受けてもらっています。中学生を相手にしても決して手を抜くことなく、でも出過ぎることもなく、気を遣っていい場面にはしっかり気を遣うシーンを今回の練習中に何度か目にして、非常に感心しました。ちゃんと色々考えている証拠だと思うのですけど、毎回必ず質問も受けます。こういうチームにはほんとにいい思いをしてもらいたいな、と同伴した楠田コーチとも話しながら帰途に着きました。一緒に頑張りましょうね!

  • 小池コーチのコメント

    視察ぶりの沖縄、そして昭和薬科大学附属中学校のみんなに会うのも久しぶり。
    この日は、暖かいというより、暑い日でした。半袖でも汗がじんわ〜り。
    昭和薬科大学附属中学校のみんなは、もちろん半袖、短パンで練習です。
    プレーの中で、ここのポジション、タイミングなら自分はボールがもらえるだろうと思って動いたとしても、それが味方も同じ考えで、「パスが出せる!」と思うか?というと、そうではない場合も多く出てきます。
    チームプレーですからもちろん自分勝手なプレーは許されませんし、勝手に考えてパスすれば、ミスが起こる原因にもなります。
    それぞれがチームメイトのことを考えて、次のプレーにつなげやすいパスをしてあげる、パスが出しやすいようにポジションをとってあげる。これがコートの中でできると、もう一段階レベルアップできると思います。頑張ってくださいね。

◆実施日
2007年11月24日(土)
◆コーチ名
萩原・楠田
◆実施内容
  • オールコートパッシングダウンドリル(通常練習のもの)
  • シェービングドリル〜レイアップシュート、ジャンプシュート、ワンドリブル
  • ジャンプシュート
  • ハーフコート2メンパス(エンドラインから)
  • ハーフコート2メンパスFOR 2対1(ハーフラインから) 3種類
  • ハーフコートV字レイアップ(説明のみ)
  • セットシュート、ジャンプシュートの説明
  • 萩原コーチのコメント

    毎回毎回冬の強化クリニックの感想で「寒い、寒い」と繰り返してきた私(たち)。通う先のチームにいつも過分な防寒対策のお気遣いを、無理矢理させてしまっていたのですが……(皆さま、その節は本当にありがとうございました。)とうとう、来ました。待っていました。沖縄県の中学校の登場です!! 第一回の練習日も勿論20℃超え。「暖かい」通り越して、暑いです。びっくりです。こちらの中学校は中高一貫教育の学校で、沖縄県でも有数の進学校とのこと。勉強が最優先の環境下で、部活の時間がなかなかとれないという悩みもあるそう。でも、女子部の選手たちは本当に明るく、一生懸命、限られた時間の中でバスケットの練習に取り組んでいました。ただ、頭はとってもいい子たちなのに、練習中、常に目的意識を持って取り組むという習慣がないように見受けられました。今回はそこを強調しつつ(どんな練習にも必ず意味と目的があります)、オフェンスで少々気になったアウトナンバーの攻め方、それからオフェンス時のフロアバランスなどをテーマにして取り組んでいきたいと思います。案の定、理解力や注意力はものすごく高いレベルにあるチームでした。頭で理解したことをすぐにやってみようとする。これも素晴らしい。それからこの年代にしては珍しく、一人一人がしっかりと初対面の大人の人とコミュニケーションができるという印象を持ちました。あいさつはもちろんのこと、練習中も質問すれば必ず答えが返ってきますし、練習が終われば、学年に関係なくどんな子もニコニコと私たちと話をしてくれます。毎回行くのが楽しみになってきそうな感じです。今回は「宿題」をたくさん置いていきましたが、さて、限られた時間内で、次回までどのように取り組んでくれるでしょうか?? コーチ陣も、往復の飛行機で必ず乗り合わせるらぶらぶカップルズ(新婚旅行などで沖縄に行くんでしょうねえ……)のらぶらぶパワーに負けず、頑張らせていただきます!!

  • 大山コーチのコメント

    第1回目強化クリニックの昭和薬科大学附属中学校に行ってきました。今回は通常行っている、練習メニューのポイントを整理する。というところから始まりました。
    ポイントがどこにあるのか、どうしてこの練習をしているのか分からなければ、練習の成果が出るまでに時間がかかります。
    ポイントを説明すると、それを的確に捉え、取り組んでくれました。また、私たち講師陣の話をうなづきながら理解しようと努力してくれる姿が嬉しかったです。
    これからも何の練習を、何のためにしているのか、把握しながら練習に臨み、分からなくなったときは先生、先輩に質問して練習に取り組んでくださいね! 頑張って!

TOP