ENEOSバスケットボールクリニック

群馬県みなかみ町立新治中学校

 集合写真

■学校名(団体名)
群馬県みなかみ町立新治中学校
■参加人数

中学生

女子 12名

■場所
みなかみ町立新治中学校体育館
■実施日
10年5月6日
10年5月19日
10年6月3日
10年6月16日
◆実施日
2010年6月16日(水)
◆コーチ名
萩原・山口
◆実施内容
  • Wアップとして、ボールハンドリング(前回復習含め)
  • 三角パス
  • ハーフコート2on0(パス〜カット)復習
  • 上の2on0にDEFを入れてLIVEでハーフコート2on2
  • 大山コーチのコメント

    さて、今日が最終回のパワーアップコースです。
    今日は今までやった2on0の練習に、DEFを入れてLIVEの動きで2on2をしてみました。
    2on0の動きはだいぶ上手になってきたなあと思いましたが、DEFが入るとまた違ってきますよね。今回のドリルはバスケットでパスが生じた場合の一番最小の単位である2人の動きの基本になります。一番いいのは、パスしてボールサイドカット。DEFが守ったら裏が空いてるよ…など。
    講習中も言いましたが、バスケットってオフェンスが強いようにできているんです。  前を守られたら必ず後ろが空いている
    パスができないほどDEFのプレッシャーを感じていたらドリブルで抜く
    DEFが下がっていたらシュートのチャンス
    などなど。1つのプレーがうまくいかなかったときは、「裏」のプレーが成り立つ「チャンス」なんですよね。早くその「裏のチャンス」を瞬時に察知できるようになってほしいなと思います。
    表のプレーと裏のプレーが両方ある選手は、DEFは守りづらいものです。「絶対これ!」とプレーを決めないこと。いろんな可能性を、プレーの選択肢を頭に入れながら、ダメならこう、ダメならこう、と状況に応じて柔軟にプレーを選択していける、いい選手になっていってください。
    そのためには、練習で常に試合やDEFがいることを意識しておくこと。「今DEFがいたらどう守っているだろう」「自分がこうプレーしたらDEFはどうつくだろう」「逆サイドのスペースはどうなっているんだろう」というところまで考えつつ取り組めたらパーフェクト!最終回ということで、全員からコーチ1人1人宛てにお手紙をいただきました。帰りの新幹線で、一人一人の顔とプレーぶりを思い浮かべながら、大切に拝読しました。どうもありがとう!!また皆さんに会える機会を心待ちにしています。

  • 山口コーチのコメント

    本日が最終回。体育館に行くと、ボールハンドリングが始まっていました。
    みんなのボールハンドリングの強さ、速さがレベルアップをしていました。次は、三角パスです。
    前回、ミスが多かったのに、今日は、ほとんどミスがなく、キャッチもよくなっていました。子供たちの進歩はすごいです!意識して、継続することの大切さを改めて、実感させられました。
    今までの復習をして、2対2まで進みました。最初の頃にはできなかったことができるようになっている子供たちを見て、とても嬉しくなりました。
    いいプレイもたくさん出ていました。これから、試合があると思いますが、今回のクリニックで感じたことを、「新治中学校パワー」にして、一生懸命に戦ってほしいと思います。別れるときに子供たちからもらった手紙には、嬉しい言葉がたくさん書いてありました。ありがとう!
    みんなに出会えて良かったです。これからも元気に笑顔で頑張ってください。

◆実施日
2010年6月3日(木)
◆コーチ名
萩原・山口
◆実施内容
  • Wアップとして、ボールハンドリング(前回復習含め)
  • 三角パス(1種類追加)
  • ハーフコート2on0(パス〜カット)
    《パスをした後のパッサーの動き方の種類を説明》
    《途中、うまく出来なかったジャンプパスドリルなどを入れながら》
    《逆サイドではコーチがDEFに入り、よりゲームライクに》
  • クールダウン
  • 萩原コーチのコメント

    練習時間にうまく合わせて学校を訪れることができず、まだ生徒の皆さんが清掃をしている時間なのに、なんとなく罰悪く足を運んでしまいました。(しかも更衣室を使用させていただいた際、普段お使いの女性の先生方に入室時「失礼します」なんてお気遣いをいただく始末。「失礼します」はこちらです。先生方、ごめんなさい)
    でもおかげで、体育館で選手の皆さんが来るのを迎えることができました。 ボールハンドリングは毎日やっているだけあって、上達している子はものすごく上達していました!ただその練習の時間をこなすのではなく、意識して「少しでも早く」と行なえば必ず上達します。ただやるんであれば、時間がもったいない。ただやるのと毎日意識を持って取り組むのでは、最終的にものすごく差がつきます。どうせやるなら少しでもうまくなろうっていう気持ちで取り組んでみてください。練習の「意識」ってものすごく大事。三角パスをしているときにも言いましたが「スピードをつけてやろう」と言われたら、トップスピード…陸上競技で100mを走るつもりぐらいな感じで…で行なうこと!試合ではトップスピードでプレーするわけですから、練習で手を抜いていたら、試合では絶対できません。皆さんがすごいな、強いなと思っているチームは、きっと特別なことをしているわけではない、多分練習でみんなと同じことを全力でやってるとか、すごく細かく意識して行なってるとか、そういうことなんだと思います。また、強いチームこそそういうことを大事にするものです。是非しっかり「意識」を持って、毎日繰り返す練習を取り組んでほしいな。積み重ねれば必ずよくなっていきますよ。

  • 山口コーチのコメント

    私自身、2回目のクリニック。少し早めに到着したので、体育館で子供たちを待つことになりました。駆け足で準備する子供たち。全員が揃ったところで、円陣を組み、練習開始!
    ハンドリングのところで、「みんなうまくなった。ゆっくりはできる。速さに挑戦しよう」と声をかけたところ、積極的にチャレンジをしてくれました。ハンドリングに、これでいいというものはありません。いつも、今よりも上を目指して、チャレンジする気持ちを持ち続けて欲しいと思います。 三角パスに、すごい変化がありました。ミスが多く続いたところで、萩原コーチが全員を集め、「ミスは、起きるもの。もちろん、起きない方がいいけど。大事なことは、起きたときにどうするかだ」という話をして、再度、チャレンジしたところ、全然、違いました。子供たちの気持ちがつながった感じがしました。
    パスした後の動きでは、ディフェンスを見て、判断して動くことの大切さを確認して、今回は、カッターへのパスを強調して練習を行いました。ディフェンスがプレッシャーをかけてきても逃げないこと「オフェンスのほうが絶対に強い」という考えをもちましょう。
    ディフェンスに対して、取られないように、工夫してパスを出す場面がありました。ドライブインの場面でも、コーチの厳しいディフェンスに、逃げずにゴールへ向かってきました。転びそうになったけども、その瞬間、自分の力を出し切ったことが素晴らしい!おもいっきり表現したことがとても良いと思いました!「練習は試合のように。試合は練習のように。」次、子供たちがどう進歩しているのか…とても楽しみです。

◆実施日
2010年5月19日(水)
◆コーチ名
萩原・山口
◆実施内容
  • Wアップとして、ボールハンドリング(前回復習含め)
  • 三角パス(いつもやっているミートからのもの+走りながらのパス)
  • フリースロー
  • 足を使って、天井に向けてボスハンドパス
  • 対面2on1パス(ピボットとボールの位置を意識)
  • フリースロー
  • ハーフコート2on0(パス〜カット6種類)
  • クールダウン
◆実施風景

よろしくお願いしますよろしくお願いします

ハンドリングハンドリング

パス練習パス練習

ディフェンスのイチを確認してパスディフェンスのイチを確認してパス

パスの練習パスの練習

しっかり足を踏みかえてしっかり足を踏みかえて

ボールサイドカットボールサイドカット

攻める姿勢でもらいましょう攻める姿勢でもらいましょう

  • 萩原コーチのコメント

    前回とは打って変わって、ちょっと小雨まじりの天候となった、みなかみ町立新治中学校パワーアップクリニック第2回。GW直後快晴の新緑も爽やかでしたが、鬱蒼とした小雨の新緑もまたいい雰囲気です。駅から学校に向かう道すがら、若葉が雨に濡れる匂いにしばしうっとりしました。
    さて、本日第2回目のパワーアップクリニックです。前回やったボールハンドリングはしっかり練習してくれていた模様。こういう風に取り組んでくれると、私たちもとても嬉しいです。ボールは毎日しっかり意識をして扱っていきたいですね。今回のテーマの一つがパスです。対面で、両者が動かない状態でパスをする基本はもちろん一番大事なのですが、加えて、常に動いている中でどう味方にパスを出すか、どうすれば味方がとりやすく次のプレーにつなげられるか、あるいはDEFはどういう状況になっているのかと言ったことに気遣うことも、良いパス・悪いパスにつながる重要な要素と考えます。パスを出す方がまず考えるべきは「どこに、どれくらいの強さで投げれば、相手DEFが獲りにくく、また味方がとりやすいのか」ということ。これを常に頭に入れながら、普段の練習のメニューの中で意識をしていくことが大事なのかなと思います。(自分がとりにくいパスをもらったら、イヤですもんね)
    前回より「コーチに言われたことにしっかり反応をしよう」としている姿が見てとれました。でももっともっと表現してほしい!!次回は更に今回の練習に積み重ねて行きますので、復習と表現力に磨きをかけておいてくださいね!

  • 山口コーチのコメント

    体育館につくと、子供達は準備万端!
    早速、ボールハンドリングから始まった。萩原コーチ、小池コーチから「続けているから、すごく良くなっていますね!」とお褒めの言葉が出ていました。これからも「強く、速く、前を見る」など、ポイントを意識して、続けていきましょう。やったぶんだけ、ボールと仲良くなり、それが、パス、ドリブル、シュートにもつながります。
    三角パスでいろいろな種類を練習しました。パスは、2人(お互い)で成功させるものです。パスをする人は、「相手が取りやすいところに出す」ことを考え、受ける人は、「どんなボールがきても必ずとる」という準備をしておきましょう。新しい動きを一生懸命に理解しようと、萩原コーチの話を真剣に聞いていましたね。表現しようとしていましたね。あの瞬間、みんなは進歩したのです。1回目より2回目のほうが良くなっていきました。「自分で考え、自分で表現する。」ことを大切にして、これからも練習を頑張ってください!

◆実施日
2010年5月6日(木)
◆コーチ名
2010年5月6日(木)
◆実施内容
  • Wアップとして、ボールハンドリング
  • 2 on 1(3人組)対面パス
    1. パッサーがDEF
    2. ミスした人がDEF(パスは5回で交代)
  • 2人組 ピボットとボールマンDEF
  • フリースロー
  • セットシュート(3ヶ所からシューティング:3P、Bゾーン、ペイントエリア)
  • ロングチェストパス(前方向、上方向)
  • 萩原コーチのコメント

    上毛高原駅はまさにGW直後の爽やかな陽気。新緑と日差しと風に誘われて、GW気分が抜けない講師は「ああ、駅の物産館が私を呼んでいるわ〜」とフラフラ…。
    そんなボケボケの講師とは裏腹に、体育館に着いてみると選手の皆さんはキリッとした表情ですでに練習を始めていました。
    後で聞いたら、緊張して「キリッ」としすぎちゃったようですが(笑)、たまにはそういういつもと違う緊張感の中で練習するのもいいですよ。本番の試合は緊張しているものでしょう?
    ただ、最後に小池コーチからも指摘があったように、無表情で(初めてやることですから、わからないでもないですが)言われたことをやるんじゃなくて、まずはコーチの言っていることがわかったかわからないか、さらにはやることに対して、大げさだと思うくらいの表現をして「やってみて」ください。上手な選手は表現も上手です。多少の失敗は全く無問題。こちらは「失敗をしないこと」などを望んでいるのではありません。「少しでも以前より上達すること」を望んでいます。上達する過程で失敗をするのはむしろ当然のこと。トライ&エラーという言葉があるように、失敗を恐れずやってみた人が勝ちです。次回はもっともっと、大きく動いてくれることを期待します!
    しかし、風光明媚ないい場所にある学校でうらやましいです。日本の四季が味わえる絶好の環境ですね。次回も訪れるのがとても楽しみです。

  • 小池コーチのコメント

    いよいよ始まりました。みなかみ町立新治中学校第一回目!
    通常練習している、ボールハンドリングなどをアップで取り入れて、練習に入りました。
    ボールハンドリング、ドリブルハンドリングはやればやっただけ上達しますし、プレーにも大きく影響します。毎日毎日の積み重ねが大切です。これからも継続してくださいね。
    「パス」をするために今日注意したこと…覚えていますか?
    それらは毎日意識して練習に取り入れれば少しずつかも知れませんが、確実に身につきます。頑張って!!

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