ENEOSバスケットボールクリニック

同志社中学校

 集合写真

■学校名(団体名)
同志社中学校
■参加人数

中学生

男子 20名

■場所
同志社中学校体育館
■実施日
06年11月26日
06年12月22日
07年2月17日
07年3月20日
07年4月14日
◆実施日
2007年4月14日(土)
◆コーチ名
萩原・紺野
◆実施内容
  • ミートドリル(ミートシュート、ワンドリブル、ドライブイン)
  • ドリブル(インサイドアウトドリブル、クロスオーバー)でジャンプシュートまで
  • リバウンド〜ゴール下シュートドリル3種
  • シェルDEF ボールサイドカットドライブインフリー
  • ハーフコート4on4
  • スクリメージ・ゲーム8分×2本
  • 質問タイム
  • 萩原コーチのコメント

    同志社中学校、最後のクリニックです。もう1週早ければ、近くの京都御苑の桜が見頃だったのに、とは先生のお言葉。御所の桜!歴史オタクとしてはちょっと残念でした。さて、今回は、チームDEFでドリブルが起こった際のローテーションのところまで進み、5対5までつなげてみました。前回行なったところまではしっかりモノにしてくれていました。ちゃんと練習していたんだとすぐ分かりました。ドリブルの際のローテーションに関する質問が多々出ましたが、ゴチャゴチャになったらとにかく「近くの人が」「ボール(一番危ないところ)から先に」とらえていくこと。ここは誰が行くところ、とかそういう決め事は最低限の「公式」です。状況に当てはめて応用すること。あとはなるべく気を利かせつつ「仲間を助けてやる」という気持ちを一人一人がもてばうまくいきます。但し!!強調したいのは、まず1対1でしっかり責任を持ってマイマンを守る意識を持つこと。「ヘルプがいるからいいや」とシステムに頼ってしまうととんでもないことになっちゃうよ、と、経験上あまり嬉しくない予言をしましょう。一人一人の気の緩みが×5倍になってしまったら大変。一人一人が一人一人以上の範囲を守る意識を持って初めて、×5以上の力になり「鉄壁」が出来上がります。最後は恒例(?)の質問タイム。毎度ながら、答え甲斐のあるいい質問の連発で楽しい限りでした。また、特筆したいことがありました。他の部活との兼ね合い上、練習開始時間11時30分きっかりにならないとコートが空かないのですが、同志社の選手は空いたコートに入ってくると速やかにみんなでモップをかけて、すぐに練習を開始できるように行動していました。じゃあまずチームでいつもやっているアップをしてください、と指示したら「もう外でやっておきました」という返事。これ、素晴らしいことです。トップチームや大学生辺りでも、練習開始時間が来て初めて身体を動かし始めるような意識のところも少なくない。実はなかなか出来ないことなんですよ。ちょっとびっくりしたと同時に、私たちとのこの短い、限られた、二度とない時間を最大限有効に使おうとしてくれた皆さんの気持ちが、ものすごーく嬉しかったです。自分たちで考えながら、好きなバスケットに一生懸命取り組むという姿勢と、とにかく話を聴くときの一人一人のキラキラした目が印象的だった今回の強化クリニック。毎回通うのがとっても楽しみでした。これからもバスケットは勿論、あらゆることにまっすぐ楽しくひたむきに取り組んでいってください!!

  • 紺野コーチのコメント

    今回は同志社中学校へ強化クリニックに行ってきました。私たちが体育館に来た時にはすでにアップも完了しており、とても一生懸命でバスケットがうまくなりたい!という気持ちが体や行動からひしひしと伝わってきました。メニューをこなしている時や合間の休憩時など、わからないことがあるとすぐ質問しにきて自分がわかるまで聞いてくる所が熱心で教える側も教えていてとても熱が入りました。すべてにおいて大切なのは、正しい形や動きで繰り返し練習することです。限られた時間を有効に使って頑張ってください!

◆実施日
2007年3月20日(火)
◆コーチ名
萩原・大山・小池
◆実施内容
  • ウォーミングアップ(オールコートドリブルシュート)
  • 1対1ボールマンDEFサイドラインtoサイドライン
    →ボールマンとの距離、手の置く場所、スライドステップ、インライン等の確認をしながら
  • ドライブに対するヘジテーションからクローズアウト
    →始めはダミーで。次はOFEが実際にシュートかドライブを仕掛ける。
  • ハーフコート3対3→OFEはスクリーン無しで、トップポジションからドライブして始める。
    ウイングのDEFはドライブに対しヘッジしてから、マイマンへ。その後普通の攻防へ。
  • ハーフコート4対4 シェルDEF
    →ボールポジション、ボールサイドカット連続
◆実施風景

アップ中アップ中

ドリブル練習ドリブル練習

うまく身体を使ってうまく身体を使って

よく見てよく見て

ディフェンスディフェンス

ディフェンス2ディフェンス2

  • 萩原コーチのコメント

    4回目の講習です。前回に続いて、DEFの講習をしました。前回の時よりDEFの格好がサマになっていて嬉しい驚き。今回は少し難易度高めの「クローズアウト」までやってみましたが、ボールを始めから持っているOFEに対しては守れるようになってきたものの、やはり遅れて出て行って距離を詰めるというクローズアウトになると、カウンターでドライブされる姿も多く見受けられました。でも悲観しないで欲しいのですが、クローズアウトって本当に難しい技術。日本のトップ選手でも簡単にできるものではありません。強いて言えば、相手の動きを予測すること、「雰囲気」(そのままシュートに行きそうなのか、ドライブなのか)を読むこと。練習や試合で、もうイヤって言うほど抜かれて抜かれて、だんだんそれぞれのこつみたいなものを覚えていくのだと思います。DEFの練習というと、多くの選手はあまりお好きではいらっしゃらないようですが、みんなで気持ちを一つに合わせて、守って守って、相手からターンオーバーを誘ってそれを得点につなげるという一連の流れは、本当に達成感・充実感があるものです。出ている5人は勿論、頑張れ〜と手に汗握って念を送っているベンチも、ものすごく盛り上がります。オフェンスとは一味違うDEFの面白さを、同志社中学校のみんなにも早く覚えて欲しいなと思っています。も〜、ほんと、やみつきですよ。

  • 大山コーチのコメント

    第4回目、同志社中学校強化クリニックへと行って来ました。今回、久しぶりに京都へ足を運びましたが、同志社の選手達には、久しぶりの再会でどのくらいの成長が見られるのかとても楽しみでした。前回からディフェンスの練習に入ったようで、ディフェンスの姿勢では低いスタンスがとれるようになっていました。まずは、頭で理解し、身体で覚えるまでは、少し時間が掛かると思いますが、繰り返し練習すれば、絶対に身に付いていくものです。頑張って取り組んでいって欲しいと思います。また、少しずつ難しいことも含まれてきます。体を動かしながら頭を使うことが増えてくるので、ちゃんと、整理して覚えていくようにして行きましょう!!頑張ってください!

  • 小池コーチのコメント

    前回から一ヶ月経過して、ディフェンスの姿勢から、守るんだ!という気持ちが感じられるようになってきました。そこで、今日は「クローズアウト」。時間をかけて練習しましたが、すぐに身に付くものではありません。オフェンスとの間合い、その後の足の出し方、ハンズアップなど沢山練習して、覚えていってくださいね。オフェンスが何をしてきそうなのか?と、色々な場面が想像できるともう少し準備ができると思います。まずは今日やったことを積極的に使ってディフェンスしてください!

◆実施日
2007年2月17日(土)
◆コーチ名
萩原・小池
◆実施内容
  • ウォーミングアップ・ストレッチ(チームで)
  • DEFクリニック・ボールマンに対するDEFの考え方
    (手や足の位置、足の運び方、距離、スタンスなど)
  • 2線目、3線目のポジションと考え方
  • ミートシュート、フリースロー
◆実施風景

メニュー説明メニュー説明

ディフェンスの姿勢ディフェンスの姿勢

  • 萩原コーチのコメント

    同志社中学校3回目の訪問です。暖冬とは言え、さすがに京都は寒い!久しぶりに「吐く息が白いな〜」なんて思いながら同中学校の門をくぐりました。今回はご依頼にお応えする形で「ディフェンス」をテーマにしました。ちょっと説明が多くなってしまったり、DEFフットワーク等膝を曲げた状態で動く時間帯が長くなったのは致し方ないのですが、選手は真剣に聞いて実践してくれました。毎回思うのですが、こちらの選手は吸収しようという姿勢が見えるのが素晴らしい。なかなかに鋭い質問が講習中飛びかいます。また、外で見ている選手たちが自分の番の時に要求されていることを表現できる。これ、案外難しいことです。他の選手がやっている時にコーチに言われていることを、ちゃんと自分のこととして見て、聞いているからでしょう。同じことを何度も言わなくてもいいので、ドリルの進み度合いが格段に早くなりました。但し、バスケットでは「頭で理解した」ことイコール「わかった」ことにはなりません。身体で適切に表現できて初めて「わかった」ことになります。この「身体知」こそが、言ってみればスポーツの面白さ。中には頭でわかっていなくても「身体知」で素晴らしいプレーを表現できる選手もいます。でも、バスケットは基本的には習慣性スポーツ。頭で理解したことを身体にしみこませ、実際に動きの中で「考える前に」身体が勝手に反応するようになるところまで頑張ってください。それには地道な反復練習が不可欠です。「身体」というものは多分、私たちが考えているよりもずっと賢いもの。「身体」が「頭」を凌駕できるところを目指してみてください。次回を楽しみにしています。

  • 小池コーチのコメント

    久しぶりの京都です。
    そして同志社中学校のみんなに会うのも久しぶり。朝からドリブルできるようになっていいるかな?怪我は治っているかな?と考えながらの移動となりました。
    今回はディフェンスを中心としたクリニックです。ディフェンスのスタンスや間合いのとり方、足の運び方、手の使い方など、細かいところまで何度も繰り返し行いました。クリニックが進むにつれ姿勢がどんどん良くなっていき、最後の方は「おっ!格好いい。」と言ってしまうほどになりました。守ってやるんだ!という気持ちが伝わってくるようにもなりました。今日やったことを忘れないで継続し、試合でこのディフェンスができるようになってくださいね。

◆実施日
2006年12月22日(金)
◆コーチ名
大山・楠田
◆実施内容
  • リバウンドドリル
    (前回のものにプラスしてポンプフェイクを入れたもの)
  • パワーステップドリル
    (ドリブルストップからピボットターン、ボールキープ)
  • ドリブルスキル(前回のものにプラスして計7種類)
  • 対面からミートドライブドリル(前回の復習)
  • 対面ミートドライブから1on1 攻防
  • ミートシュート
  • 大山コーチのコメント

    本日、第2回目同志社中学校強化クリニックへ行って来ました。今回は、2回目ということもあって、みんなどのくらいスキルアップしているのかが楽しみでした。試験休みも続いていたようで、練習する機会も少なかったということですが、課題だった突き出しのトラベリング対策の所では、少しずつではありますが、良くなっていたように思います。また、前回同様でコーチ陣の話に、まっすぐな目で真剣に耳を傾ける姿は健在でした。体育館が使えない時も個人で練習するなど、クリニック中も一生懸命に取り組む姿や、クリニック終了後もコーチ陣に近付いて来て、色々なものを吸収しようとする熱意は、本当にバスケットが好きなのと、本当に上手くなりたいという気持ちがあるのだと、改めて感じました。また、次回までに、今回新しく行ったスキルは、しっかりと練習して身に付けて欲しいと思います。頑張ってくださいね!!

  • 楠田コーチのコメント

    今回の強化クリニックは駒場以来の男の子でした。以前練習見学をしたときの感想は、「一生懸命プレーするな〜。基本技術を習得すればもっと、うまくなるだろうなぁ」でした。
    クリニックは前回の復習から始まりましたが、練習時間があまり取れなかったということで、「もう一歩!」といった感じでした。少しの練習で上達を望むのではなく、沢山練習し、しっかり自分のものとして身につくまで練習し続けてください。継続することが大切です。頑張って

◆実施日
2006年11月26日(日)
◆コーチ名
萩原・大山・小池
◆実施内容
  • リバウンド
  • ドリル
    (ボードにタップしてリバウンド、バックボードにぶつけてリバウンドキャッチ→しっかりピボットを踏んでシュート)
  • ドリブルスキル
    (サイドラインからサイドラインまで。チェンジオブディレクションの用途の説明と実践)
  • 対面からミートドライブドリル(基本的なもらい足の説明と実践)
  • ミートシュート(シュートフォームの説明も含む)
◆実施風景

リバウンドリバウンド

説明中説明中

トラベリングに注意してトラベリングに注意して

シュート!シュート!

シュート! 2シュート! 2

しっかり狙ってしっかり狙って

  • 萩原コーチのコメント

    行ってきました、京都・同志社中学校第一回強化クリニック!同中学校は同志社大学の敷地内にあるのですが、折りしも学園祭当日でした。いろいろな出店の魅力的な食べ物にそぞろ気を惹かれながら、その強力な誘惑を振り払って何とか(?)体育館にたどり着いたコーチ陣。大学附属中学校という環境のため学業が最優先事項、なかなか部活の時間がとれないということですが、「昼休みに中庭で自主練をしています」という彼ら。上手になりたいので、バスケットを教えてください!という熱意とアピール、また話を聞く時の真剣でまっすぐな目が印象的でした。事前に送ってくれた試合映像(なんと部員一人一人の顔写真と試合のスコアシートまで送ってくれた!)で浮き出た課題は、ピボットを有効に使っていないこととオフェンスでスペースがせまくなってしまうこと、それから個人スキル(ドリブル、シュート、ステップ等)の全体的なレベルアップ。次の大会まで少し時間があるようなので、まず個人スキルアップを狙いつつ、並行してチームオフェンスを整理して各ポジションが生きるような簡単なシステムを練習していきたいと思います。
    これからが楽しみなチームです。生憎小雨がぱらつく肌寒い天候でしたが、紅葉シーズンの日曜日ということもあって、帰りの新幹線は見事に満席。隣りに乗り合わせた見知らぬオバサマに、なぜか京都の紅葉の裏名所・穴場の講釈を賜りながら帰途に着きました。睡眠不足解消ならず…ほんのちょっと悲しかったです。

  • 大山コーチのコメント

    初回、同志社強化クリニックへ行って来ました。同志社中学校のチームは、自分達で良く練習するチームで、上手くなりたいと思っている選手が沢山いるチームでした。初めてのクリニックで選手達も少し緊張していた様子でしたが、クリニックの最中も上手くなりたいという気持ちが伝わる程、みんな一生懸命、真剣に取り組んでくれました。普段は、体育館がコート半面しか使えないということもある中、どれだけ自分達で吸収して上手くなってくれるのか、これからがとても楽しみです。これから、頑張って行きましょう!!

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