ENEOSバスケットボールクリニック

長野市立犀陵中学校

 集合写真

■学校名(団体名)
長野市立犀陵中学校
■参加人数

中学生

女子 15名

■場所
長野市立犀陵中学校体育館
■実施日
12年11月7日
12年11月28日
12年12月22日
13年1月20日
◆実施日
2013年1月20日(日)
◆コーチ名
萩原・原田
◆実施内容
  • チームWアップ
  • ハーフコート2メンパス&ラン(45°-コーナー)復習
    1. パス〜ラン(ボールサイド)
    2. パス・フェイク・ボールサイド
    3. パス・リバースカット(「裏カット」)
    4. パス・45°ドライブイン
  • 同4種を逆サイドで
  • ミートワンドリブルシュート 20本in×3箇所
  • フリースロー 2本×3回
  • ハーフコート 3on3(トップ、45°、コーナー)
  • Vレイアップ 一人6本in×3セット
  • ハーフコート 4on4(全員ハーフラインからスタート)
  • ノックアウト
  • 萩原コーチのコメント

    東京も数日前に降った雪が、溶け残っている寒さの昨今ですが、やはり長野の寒さは格別ですね。なんといっても風が冷たい!
    年が明けて犀陵中学校パワーアップクリニックラストの回です。今日は5on5まで行きたかった・・・のですが、残念!怪我人と生徒会行事等で4on4まででした。それでも選手の皆さんが頑張ってくれて、実践的な練習になったかなあと感じます。途中何度か止めて注意をしましたが、パスをする時は必ず足を踏み変えて(ピボットをして)パスをするとターンオーバーが減ります。DEFがプレッシャーをかけてきても慌てないで必ずピボットをすること。頭では分かっていても、どうしても両足をベタっと床につけたままボールを「ブン投げてしまう」選手が少なくありませんでした。ステップしながらパスをすることで、パス&ランのチャンスも生み出せますし、レシーバーのDEFの状態を確認できるのでミスにつながりにくくなりますし、重心を足に乗せることができるので、強いパスが出せます。そう、実はいいことづくめなんです!!頭で分かっているのに・・・というところまで来たらもう一息!毎日の練習の中で、特にコーチに指摘をされなくてこういったことは自分で意識し続けることが大事です。続けていって、いい癖はモノにしてくださいね。短いあいだでしたが、ありがとうございました!

  • 原田コーチのコメント

    学校行事の関係でなかなか練習ができていないということもあり、前回の復習から入りましたが選手が思い出すのに少し時間がかかっていたように思います。
    今回のポイントの1つ、足を踏み出しながらのパスランやピボットのところを萩原コーチが根気よく何度も何度も説明し指導。
    分解練習ではできるようになっていましたが3ON3、4ON4のディフェンスを入れての実践形式となると足をしっかり使えない場面が何度も出てきたので、まずは意識してこれからの練習に取り組んで自然と足が使えるように頑張っていって欲しいと思います。
    足を使うことでディフェンスを振りきりやすくしたり、プレッシャーがかかった時ディフェンスからボールを守るのにも必要なことです。そしてディフェンスをずらすことでパスする相手の状況も把握しやすくなり、正確なパスを出すこともできてミスを少なくすることにも繋がります。
    次にパス&ラン(オフェンス)に色んなバリエーションがあることの説明がありました。
    ディフェンスの状況をよくみて教わったオフェンスを素早く選択していけるよう訓練して自分たちのものにしていけると、もっとバスケが面白くなると思います!
    チームメイトとは信頼し合い、助け合っていくことは大切ですが、時に練習ではライバルでもあると思います。気持ちをぶつけ合い、激しくプレーし切磋琢磨してチームレベルもどんどん上げていってください!
    最終日ということで寄せ書きの色紙を頂きました。凄く嬉しかったです。
    ありがとうございました。

◆実施日
2012年12月22日(日)
◆コーチ名
萩原・原田
◆実施内容
  • チームWアップ
  • ハーフコート2メンパス&ラン(トップ-45°)復習
    1. パス〜ラン(ボールサイド)
    2. パス・フェイク・ボールサイド
    3. パス・リバースカット(「裏カット」)
    4. パス・45°ドライブイン
  • 同4種を45°-トップで
  • ハーフコート2on1
    1. パス
    2. 自分でレイアップ
    3. パスフェイクからレイアップ
    4. J.S.
  • ミートワンドリブルシュート 30本in
  • フリースロー 1,2,3in
  • ハーフコート 3on3
  • ハーフコート 4on4
  • ノックアウト
  • 萩原コーチのコメント

    空気がキーンと冷たい長野。いよいよ冬本番ですね。さすがに雪国、駅にはスノーボードと思しき大荷物を抱えた人がたくさんいました。
    今日はパッシングの場所を変えてみたり、アウトナンバーの詰め方をやってみましたがいかがでしたでしょうか。大事なことは「決めつけないこと」。正解はないのですが、正解に近い答え…より簡単で確率の良いシュートを打つこと…はあると思います。DEFの状況を見て判断するということを、繰り返し練習の中で身につけていってくださいね。

  • 原田コーチのコメント

    今回、初めて会った選手たちは萩原コーチの指導にとても素直に対応し吸収していく選手たちだなという印象でした。
    明るさもあり雰囲気もよくて、これは練習していく中でも大切なことだと思います。
    練習ではパス&ラン、トップ、45度のポジションから。そしてドリブルからディフェンスの状況をみての(2対1)攻めのバリエーション…。
    3対3 4対4
    パスで繋いでいく練習でもあったのでボールをもった選手がまだ形を追ってパスすることだけに意識がいっている場面が時々見えました。まずは自分のシュート、1on1(ドライブ)と攻める意識を強く!パスばかり探して自分のチャンスを見失うのはもったいないと思います。
    勿論パスした選手のカッティングがノーマークであればボールを入れることは絶対に大切です。
    どこがチャンスなのかの判断がしっかりできてくるとよりスムーズにシンプルに攻めれると思います。
    味方の動き、自分のディフェンスの状況、フロアーバランス(スペースとり、せまくならない)、動くタイミング…ポイントは色々あり大変だと思いますが頭に入れて頑張ってください!
    やっていくうちに、だんだんテンポよいパスの展開ができて、ディフェンスのズレをつくりシュートへのいいチャンスを作り出せることが多くなっていったと思います。
    時々パス、パスとテンポはいいのですが外回りばかりボールが回っているところもあったので、その時はもう少しインサイドやカッティングしてきた人へのパス、縦のドライブで切るチャンスもついていくとディフェンスはもっとつきにくくなるように思いました。
    見ていてどんどんプレーがよくなっていくのがわかりました。これからも練習を積み重ねてパスで繋ぐ攻めに磨きをかけていってください!

◆実施日
2012年11月28日(水)
◆コーチ名
萩原・大山
◆実施内容
  • チームWアップ
  • オールコート3メンパッシングダウン(縦パス〜ダブルカット。チームアップのもの)
  • オールコート3メンパッシングダウン・ボールサイドカット連続
    〜フロントコートに入ったら、カッターにパスを入れてドリブル〜2on1
  • ハーフコート2メンパス&ラン(トップ-45°)復習
    1. パス〜ラン(ボールサイド)
    2. パス・フェイク・ボールサイド
    3. パス・リバースカット(「裏カット」)
    4. パス・45°ドライブイン
  • ミートシュート 30本in
  • フリースロー 2本×2
  • ハーフコート 3on3
  • ハーフコート 3on3 NoDribble
  • 萩原コーチのコメント

    今日の練習を見に来てくださった保護者の方曰く、「今日は今年一番の冷え込みです」。
    ……よりによって本日の犀陵中学校パワーアップコース第2回目は、本クリニックコーチ陣が誇る、無類の寒がりオンナが2人。(大山コーチと私)
    とはいえ、コートの中はアツいですよ!今日は、前回やったパス&ランの復習をしつつ、ハーフコートで実際に3on3をやってみました。ボールマンがカッターを見ずにすぐドリブルをしてしまうこと、カットが浅くてチャンスが生まれないことなどが気になりましたが、少し注意してやっていくととてもいいカットが生まれ始めました。自分のチャンスとカッターのチャンスにしっかりと優先順位をつけてくださいね。そして「より簡単に」点になるシュート(言わずもがなですが、ゴール下でノーマークになるのが一番確率が高いシュートですね)をセレクトしてください。あとは、同じようなカットの連続にならないように、ボールサイドカットとリプレイスなどを駆使して、動きにメリハリをつけると更に守りにくくなります。どうすればスペースが生まれるかを考えつつ、上手くいかなかった時に「今なぜうまく行かなかったか」を自分で考えて、「じゃあ次はこうしてみよう」と自分で行動を修正していくことを、練習の中で癖にしていくと、とても有益な練習になると思います。さて!今回何本か生まれたいいカットを、次回生かしていけるかな?次回はもっと人を増やして、5on5に近づけていきたいと思います!

  • 大山コーチのコメント

    本日、長野県立犀陵中学校チームパワーアップ、第2回目が開催されました。
    私は初めての参加となりました。チームの強化ポイントとしては、「パッシング」チームで攻めることをやっています。今日は復習も入れながら、最後は実践的な動きの中で練習に取り組んでもらいました。
    やっていく中で、前回も言われたことがあったと思いますが、パスをした後にゴールへ向かって行く姿勢というのが、練習の前半ではできなくてかなり注意されました。しかし、徐々に意識して取り組んで行くと最後の攻防ではゴールへ向かう姿勢というのが多く見られ、良いプレーがいくつも出るようになりましたね。パスをつないで攻めるというのは、お互いに意識して動くこと、スペースを上手く使うこと、味方のオフェンスの状況やディフェンスの状況を気にすることと沢山あります。それらが、上手く噛み合ったときに、さらにチームオフェンスとしてもレベルアップしていけると思うので、練習を積み重ねることで良くして行って欲しいと思います。頑張ってください!!

◆実施日
2012年11月7日(水)
◆コーチ名
萩原・小池
◆実施内容
  • チームWアップ
  • オールコート真ん中2メンパス ⇒ ホイッスルの合図で切り替える
    1. チェスト・スライド 〜 バウンズ・クロス
    2. チェスト・クロス 〜 バウンズ・スライド
  • オールコート3メンパッシングダウン(縦パス〜ダブルカット。チームアップのもの)
  • ハーフコート2メンパス&ラン(トップ-45°)
    1. パス〜ラン(ボールサイド)
    2. パス・フェイク・ボールサイド
    3. パス・リバースカット(「裏カット」)
    4. パス・45°ドライブイン

    ⇒但し、途中1)が上手くいかなかったため、2ガードポジションからパス〜カット(足を出しながらパスをする・DEFのギリギリをカットする・Vカットした味方に正確にパスを出す)の連続を間に挟む
  • フリースロー 2本×2
  • オールコートショルダーパス〜カット〜レイアップ
◆実施風景

パスカットの動きパスカットの動き

ディフェンスを見てパスを出そうディフェンスを見てパスを出そう

  • 萩原コーチのコメント

    長野新幹線の車窓から見える景色は、折しも真っ盛りの美しい紅葉。……ただし、今回のコーチコンビは、目的地到着直前まで二人揃ってド爆睡。「花より睡眠」のお年頃ですね。
    今回が第一回目のパワーアップクリニックとなりました、犀陵中学校です。テーマはパッシング。コーチのやりたいバスケット、チームの目指すバスケットが非常に明瞭で好感を持ちました。
    初めは緊張した面持ちの選手たちでしたが、反応はとても良いと感じました。例えばこちらが言ったことに対して、分からなければ「分からない」、理解できたなら「分かった」、という反応。他にも、質問に対して一生懸命考えて答えようという姿勢が見えます。これ意外にできないんですよね。こちらの選手たちは、練習のテーマに対してしっかり考えて取り組むということができているなと感じました。
    パッシングは実はなかなか奥深いテーマです。基本になるのは言わずもがな、ショートパスを正確に強く出すことですが、他にも、レシーバーがタイミング良くDEFを振り切ってくること・スペースを見つけることに加えてスペースを生み出すこと・ボールマンのトリプルスレット・DEFのいる位置の判断、などが洩れなく付いてきます。日本の女子が国際ゲームで外国勢と戦う鍵も実はこのパッシングにあるといって過言ではありません。しっかり取り組んで犀陵中のお家芸にしたいですね!

  • 小池コーチのコメント

    犀陵中第一回目を迎えました。
    今回のテーマはパッシングということで、初回の今日は「パス」と「パスをした後」に重点を置きながら進んでいきました。
    パスは、スピードを出してこちらに向かってくる選手に対してのパス、速攻で一番先頭を走っている人へのパス、インサイドでディフェンスとの接触をしているポストプレーヤーへのパスなど、様々なパスがありますが、どれも、相手がとりやすく、次のプレーにつながるようなパスを心がけてほしいと思います。
    また、パスをした後の動きで大事なのは、周りを見て動きを決めることです。スペースのいるところにカッティングしても、自分も味方もチャンスが生まれません。そこに状況判断が生まれますので、しっかり頭で考えてどこに動くか決めてみてください。
    短い間ですが、一緒にがんばりましょう!

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