ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

私自身、バスケットは20年ほどしていますが、実際に自分がするのと教えるのとでは難しく、ドリブルメニューは毎日いれているのですが、ディフェンスがいるとプレッシャーがかかっていない状態であっても、生徒がドリブルが上手くつけず、悩んでいます。

どのような練習メニューが良いでしょうか。

トビ(指導者/指導対象:中学生 女性)

ドリブルには考え方が二通りあって、一つは静止した状態でドリブルする「ドリブルワーク」(鞠突きと同じ要領で真下に突いたボールが真上に上がってくる)。もう一つは移動しながらドリブルする「ドライブワーク」(移動するスピードにもよりますが、ボールを進行方向に角度をつけて突き、移動して前方でボールを捕まえそれを繰り返す)です。

いずれの場合でも床に突く時の力が弱いとボールが掌に戻るまでに時間がかかります。そうなると心理的にどうしてもボールを見てしまいますのでディフェンスの状態が見えなくなったり、周りの味方の状況も見えづらくなってしまいます。またディフェンスからボールが良く見える状態なのでボールをカットされやすくなります。強く床に突けば速くボールが掌に戻りますからボールを見なくてもドリブルがコントロールできるようになりますしディフェンスもカットし難くなります。ドリブルはできるだけ強く、床に弾む音が大きく聞こえるようにしてください。そしてボールを見なくてもしっかりドリブルがコントロールできるようになったら常にディフェンスを付けてディフェンスを良く見て、周りを見渡せるようにドリブルワーク、ドライブワークを習慣化するようにしてください。

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