クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

インサイドのDFで、インサイドの1対１で抜かれたあと、後ろからブロックをしてファウルをとられてしまいます。後ろからブロックをしたらファウルなんですか？　また、どうしたらファウルをせずに止めることができますか？

インサイド君（プレイヤー/中学2年生/男性）

どういった状況で抜かれてしまうのかが解らないので詳しくは説明できませんが、ブロックがファウルになるというより、短い距離で抜かれるディフェンスに問題がありそうです。後ろからのブロックは身体が接触する可能性が非常に高く、自分では余り気が付いていないと思いますが、何処かが接触しているものと思われます。また、審判から見た場合、例え接触がなくてもディフェンスが後ろに位置している場合、接触しないで後ろからブロックできる可能性が低いということからどうしてもファウルになってしまうのだと思います。ここで重要なことは抜かれて後ろに回ってしまうことに問題があるということです。例えばローポストで１：１になる場合、基本的にはボールを入れさせないように半身に構えてディナイします。もしボールを持たれたらポストマンに対しては簡単にターンシュートさせないように相手の背中に密着して付いているはずです。仮に簡単に振り向いてしまうようなら、オフェンスとの間隔が開いてしまっていることになります。オフェンスに背中に密着しているとすれば、シュートフェイクなどで飛んでしまっているのかもしれません。とにかく簡単に振り向いてリングに正対させないように付くのが基本です。また、ローポストにボールが入って１：１でどうしても守れない時は、上からダブルチームを仕掛ける等、チームディフェンスで対応することが必要になる場合もあります。それに関しては指導者の先生に尋ねてみてください。