ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

ゾーンアタック時においてオフェンスリバウンド獲得後のセカンドチャンスはどのように攻めるのが効果的か?

2983さん(プレイヤー/高校3年生/男性)

オフェンスリバウンドを取った場合、マンツーマンでもゾーンでも考え方を変える必要はありません。現在のルールではオフェンスリバウンドを取ってもシュートクロックは14秒しかありませんから、もう一度攻め直す時間は余りありません。

リバウンドを取った場所がインサイドのリングに近い場所で、しかもセンター陣が取った場合は、すぐにリングに向かってシュートに行くべきです。なぜなら、多くの場合ファウルをもらえる可能性が高いからです。3ポイントプレイ(バスケットボールカウント+フリースロー)につながれば大きなアドバンテージになります。

ガード陣が取った場合や、リングから離れた場所であれば、オフェンスの動きを止めずに動き続けてシュートチャンスを狙うべきでしょう。

例えば、ナンバープレイを主体としたオフェンスをやっているような場合、一度外へボールを返してももう一度セットプレイをやり直す時間はなく、慌てて悪いシュートを打つことによって、シュート確率が落ちてしまう危険性が高くなります。

考え方として、インサイドにボールが入った状態と同じことになるわけですから、ディフェンスが小さく縮んでいると考えれば、外のプレイヤーが動き続けてボールにミートして積極的にシュートを狙うべきでしょう。中から返ってくるボールは、リングに正対してシュートすることが可能なことが多く、さらにはディフェンスの圧力が比較的少ない状態になるケースが多いので、比較的イージーなシュートチャンスになる可能性が高いのです。

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