ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

スクエアパスを教えたいんです。理屈と一緒に教えたいので、その教え方を教えてください。

スクエアパスの一つ目はゆっくり走ってジャンプストップで止まり、1歩足を出しながら正確にパスをする。二つ目はゆっくり走りながらワンツーステップでもらい正確にパスをする。三つ目はワンツーステップでいかに早くできるか。です。おねがいします。

あいみんさん(指導者/指導対象:中学生男女両方)

スクエアパスというのは、通常試合前のウォーミングアップ等でやっているのを良く目にします。

ハーフコートの四つのコーナーポイントそれぞれに列を作り、一つのコーナーでボールを持った選手が隣のコーナーにパスをして、そのコーナーに対して弧を描くように走りながらパスを受け、さらに対角のコーナーにパスをして、そのコーナーの列の後ろに走って並ぶようにします。

キャッチング(ボールハンドリング)とパス、走って体を慣らす等の目的があります。

しかし、質問にあるスクエアパスは、それとは異なるのではないでしょうか。

従って、スクエアパスを教える、というよりはパスをするときのステップ、パスの種類と正確性。ストップ、ピボット(ターン)等を如何に習慣化させるかということではないでしょうか。

走りながらパスをする時、ボールをキャッチして

  1. ツーステップでパス
  2. ワンステップでパス
  3. ノーステップでパス

の三種類をディフェンスの状態によって使い分けることが大切です。

特にこの技術は、速攻などで2:1になるような局面で、ディフェンスを左右に動かしながらゴール下で1:0を作るような場面で必要な技術です。

基本的なパス技術を指導する際に、スクエアパス等で習慣化させることは大切なのですが、そのスキルをアップさせるためには、オールコートやハーフコートで2:1の2面ドリルで練習をしていくことが大切だろうと思います。

選手たちに如何にこれらのパスの方法や理屈を理解させられるか、さらに工夫して考えて欲しいと思います。

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