ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

練習ではポジションの45度は分かるのですが、試合になるとみんなが走ってきたり相手が来たりして、ポジションがよくわかんなくなってしまいます。でもネットなどで調べても、あまり載っていなくて困っています…。

ちょっぴり優しいドMちゃんさん(プレイヤー/中学1年生/女性)

オフェンスのファーストポジション、つまり攻撃を開始する際の基本ポジションには大きく分けて3通りの考え方があります。

(1)「3アウト、2イン」 (2)「4アウト、1イン」 (3)「5アウト」というものです。

(1)は2人のインサイドプレーヤーをポストポジションに位置させ、3人のアウトサイドプレーヤーがトップとウィング(45度)に位置するもの。

(2)は一人のセンタープレーヤーがポストポジションで4人のアウトサイドプレーヤーが60度に2人、ウィングに2人を入りさせるもの。

(3)は5人がトップ、ウィング、コーナー、ポストエリア(左右ローポスト、ハイポスト等)をその時々でポジションを変えながら動くもの。

しかし、質問にあるようにバスケットボールのオフェンスは常に一定にの位置から攻撃が開始されるわけではありません。

速攻からそのままオフェンスに入るときや、サイドラインからスローインで開始されたり、ディフェンスの形態によってもオフェンスの位置が変わってくる場合が多くなります。しかし、大切なことはオフェンス間の距離が約4.5mの等間隔になっていることです。この距離が「オフェンススペース(スペーシング」とか「フロアバランス」と言われるものです。

ファーストポジションも大切ですが、お互いの距離を一定に保つことの方が重要なことなのです。

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