監督からファンへ MESSAGE

大久保監督

監督からENEOS野球部のファンに送るメッセージ。
チームスローガンに込めた監督の熱い思いが、今、解き明かされる。
監督の思いを、徒然なるままにお届けします。

  • Vol.17 2024年シーズンに向けて

    日頃よりENEOS野球部へご声援をいただき、ありがとうございます。

    我々ENEOS野球部は、2024年のスローガンとして「LOVE BASEBALL 〜 勝、勝、 〜」を掲げました。2022年に都市対抗9年ぶり12回目の優勝を果たしましたが、満を持して臨んだ昨シーズンは、都市対抗で2回戦敗退、日本選手権では準々決勝敗退という結果で、非常に悔しい一年となりました。

    昨秋、糸川と度会という投打の主力がドラフト指名を受け、ベテランの山﨑が引退し、チーム構成が大きく変わる中で、いかに常勝の集団になっていけるか真価が問われる1年となります。スローガンには、人として愛をもって日々精進していくこと、野球をとことん愛し追求していくこと、「ENEOS」を強く意識して、会社の名を背負って挑んでいくこと、そして、野球だけにとどまらず、チーム、会社、家族を愛し、私たちが置かれている全ての環境に感謝しながら、大きな視点で野球に励み、貪欲に「勝ち」を追求するという想いを込めました。何が何でも勝ち切るという強い信念を持ち、ENEOS伝統の全力プレーや粘り強さを変わらず前面に出して、2024年シーズンに挑みたいと思います。

    全ては、都市対抗 “優勝”・日本選手権 “優勝”・地方大会 “優勝” を達成するために、厳しさを持ち、勝負強さと繋がりを大切にし、チーム力を結集して一戦一戦戦いながら、チームが一歩ずつ成長していき、ENEOS野球部としての “規律” と “品格” を兼ね備え、“勝ち=価値” をどこまでも追い求めていきます。

    全力プレーで子供たちや社会人野球ファンの皆さまを魅了し、引き続き応援される「常勝ENEOS野球部」を目指して精進してまいりますので、今シーズンも熱いご声援をよろしくお願いいたします。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.16 2023年シーズン開幕に向けて

    日頃よりENEOS野球部へご声援をいただきありがとうございます。
    WBCが盛り上がりを見せ、野球熱が高まっている昨今ですが、我々ENEOS野球部もいよいよ2023年シーズンが開幕します。

    昨シーズンは9年ぶり12回目の都市対抗野球大会優勝を果たすことができ、今シーズンは更なる真価が問われる重要な1年となります。

    2023年シーズンをスタートするにあたり今年は「勝!勝!! 〜ミラクルアゲイン〜」をスローガンに掲げました。
    今年も「勝つ」ことに強烈に執着し、貪欲に直向きに挑んでいくという思いで決定しました。さらに昨シーズンの都市対抗野球大会決勝戦のようなミラクルと感動を再び体現するために、野球だけでなく日常生活すべてにおいて真摯に向き合っていきたいと思います。
    都市対抗野球大会優勝チームとして「王者の品格」を兼ね備え、驕らず謙虚に、日々精進していくことで、選手たちは必ずや昨シーズン以上の結果を残してくれると思います。

    今シーズンは、6名の新人選手が加入し、即戦力としてチームへ新しい刺激を与えてくれることと確信しています。それにより、ベテランから若手まで選手1人1人が輝きを放ち、勝利に向かって大舞台で躍動してくれると信じております。

    都市対抗野球大会連覇と社会人野球日本選手権大会優勝の2冠を達成し、今シーズンも応援してくださる皆さまと歓びを分かち合えるように、チーム一丸となって邁進してまいりますので、引き続きご声援のほど宜しくお願いいたします。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.15 2022シーズンを終えて

    日頃からENEOS野球部への温かいご声援を賜り、誠にありがとうございます。

    先般行われました第47回社会人野球日本選手権大会において、トヨタ自動車に準決勝でサヨナラ負けを喫し、2022シーズンが終了いたしました。今年は都市対抗優勝をはじめ、JABA公式戦すべてでベスト4以上の成績をおさめることが出来ました。ひとえに日頃から応援してくださる皆様からの熱いエネルギーがあったからこその結果だと感じております。
    この場をお借りして、先ずは御礼申し上げます。

    今年掲げたチームスローガン『勝!~前勝善勝全勝~』のもと、前へ前へ勝ちに向かって奔走し、チームとして人として善い行いをやり続けて、己に、相手に、試合に勝つといった「勝つ」ことに対して、強烈にこだわって戦い抜くというスローガンを体現できたことは、チームとして非常に大きな経験となりました。
    今回の結果に満足することなく、ENEOS野球部が目指しているのは、『常勝軍団』であり、勝ち続けなければいけない集団であります。社会人野球界を牽引していくために、すべてのチームの模範となれるよう、これからも精進してまいります。

    また、今シーズン限りで引退する、片岡コーチ、山岡選手、江口選手、小林選手、榎本選手、佐々木選手は、ユニフォームを脱ぐこととなります。今後は社業に就きそれぞれの道に分かれますが、野球部での経験を活かし、次のステージでも活躍してくれると信じております。

    最後になりますが、ENEOS野球部を応援してくださる全てのファンの皆様の期待に応えられるような2023年シーズンとなるよう挑んでまいりますので、今後とも、変わらぬご声援をよろしくお願い申し上げます。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.14 第47回社会人野球日本選手権大会に向けて

    日頃からENEOS野球部へ温かいご声援を賜りまして、誠にありがとうございます。

    いよいよ10月31日(月)に、京セラドーム大阪にて日本選手権大会の初戦・四国銀行戦を迎えます。今年は通常のスケジュールに戻ったため、秋の日本選手権となり、今シーズン最後の公式戦となります。また、今大会3年ぶりに応援団が帰ってくるということで、スタンドもよりいっそう華やかになり、大きな盛り上がりをみせることになると思います。

    その日本選手権大会で、我々ENEOS野球部は、2012年以来の優勝、並びに都市対抗野球との“2冠”を目指すべく挑んでまいります。今夏の都市対抗野球大会では9年ぶり12回目の優勝を勝ち取ることができましたが、チームは成長段階であり、まだまだ『常勝軍団』とは言い切れません。今大会でも、チームとしては変わらぬ姿で、粘り強く一球に集中し、勝ちに執着しながら一戦必勝で戦っていきたいと思います。

    都市対抗優勝チームとしての“野球に対する姿勢”や“全力プレー”をもって、大阪の地でもファンの皆さまに「ENEOSらしさ」全開の試合をお見せします。

    『真の常勝軍団』となるべく、チーム一丸となって戦ってまいりますので、ENEOS野球部への熱いご声援をよろしくお願いいたします。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.13 第93回都市対抗野球大会に向けて

    日頃からENEOS野球部へ温かいご声援を賜りまして、誠にありがとうございます。

    7月18日、第93回都市対抗野球大会が開幕しました。今大会も制限付きではありますが、2019年以来の夏開催、有観客試合かつチーム応援団を編成しての大会となり、夏の熱い都市対抗野球が戻ってくることを嬉しく思います。

    3年連続の本大会出場となりますが、過去2年間は優勝チームにあと一歩及ばず惜敗する悔しい思いをしてきました。その悔しさをバネに選手たちは、厳しい練習に励み、先月行われた西関東予選ではベテランと若手が融合しながら、投打に嚙み合った結果で予選を突破することができました。今年も東京ドームの舞台で試合ができることに感謝し、今までの悔しさも経験もすべてを「力」に変えて、全身全霊で大会に臨んでいきたいと思います。また、三菱重工Eastからは、本間投手、長島投手、武田外野手と経験豊富で強力な補強選手3名が加わりました。ENEOS野球部に新しい風を吹き込み、文字通り最強の「補強」として、チームの勝利に貢献してくれると期待しています。

    まだまだ新型コロナウイルスが予断を許さない状況ではありますが、応援してくださる方々に少しでも元気と笑顔を届けられよう全力プレーで戦ってまいります。是非球場に足を運んでいただき、選手たちの躍動する姿を目に焼き付けてください。球場に足を運べない方は、LIVE配信もございますので、熱い戦い“究極の一発勝負”をご視聴いただければと思います。ENEOS野球部を応援してくださる全ての方々のエールが「力」となります。

    今年のチームスローガン「勝! ~前勝・善勝・全勝~」を体現するべく、9年ぶりに黒獅子旗を奪還し、12回目の栄冠を獲得して、皆様と歓びを分かち合えるように、チーム一丸となって一戦一戦挑んでまいりますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.12 2022シーズン開幕に向けて

    日頃からENEOS野球部へ温かいご声援を賜り、誠にありがとうございます。今年3シーズン目の指揮を執ります、監督の大久保秀昭です。

    先般実施されましたスポニチ大会を皮切りにいよいよシーズンが開幕していきます。ENEOS野球部は今年、新たに5名の新人選手が加入しました。いずれも即戦力としてチームの勝利に貢献してくれることを期待しています。2022年シーズンのチームスローガンとして「勝! ~前勝善勝全勝~」を掲げました。前へ前へ勝ちに向かって奔走し、チームとして人として善い行いをして、己に、相手に、試合に勝つといった「勝つ」こと対して強烈にこだわって一年間戦い抜く、また、勝利への執念や「ENEOS」の名を背負ってプレーする覚悟を、選手には常に念頭に置いて戦って欲しいという想いを込めて、このスローガンに決定しました。

    世界を見渡せば、まだまだ新型コロナウイルスとの戦いは続いており、予断を許さない状況ではありますが、このような時代だからこそアマチュア野球界を牽引するチームとしての自覚を持ち、全てのチームの模範となれるような取り組みを行っていきたいと思います。

    都市対抗野球大会12回目の優勝、日本選手権大会3回目の優勝に向けて、皆様から応援される「常勝ENEOS野球部」とさらに進化していけるよう邁進してまいりますので、今シーズンも温かいご声援を賜りますようお願いいたします。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.11 2021シーズンを終えて

    日頃からENEOS野球部への温かいご声援を賜り、誠にありがとうございます。

    先般行われました第92回都市対抗野球大会において、東京ガスとの準々決勝に惜敗し、2021シーズンが終了いたしました。 2回戦を突破し7年ぶりのベスト8進出を果たしましたが、準々決勝で東京ガスとの接戦の末、1点差で敗退し、その東京ガスが優勝まで登り詰めました。2年連続で惜敗を喫したチームが優勝するというかたちとなり非常に悔しい大会となりました。

    振り返ると年明けは新型コロナウイルスの影響が続いており、どのようになるかわからない状況からのスタートでしたが、春先の地方大会から日本選手権大会、都市対抗野球大会と順調に開催され、1年を通して戦っていく非常に長いシーズンとなりました。

    新人が9名入社し、若手が多いチーム構成で初めは不安も山積みでしたが、主将の川口を中心に結束を高め、チーム力は日を追うごとに高まっていきました。その成果が西関東予選で現れ、粘り強く、勝負強く戦い抜き、6年ぶりの代表決定トーナメントまでもつれた最後の第2代表決定戦では、ベテラン山﨑の劇的なサヨナラホームランで2年連続51回目の都市対抗本大会への切符を勝ち取ることができました。勢いそのままに本大会では、強豪・日本通運との2回戦を突破してベスト8まで駒を進めました。 今年のチームスローガン『走・爽・そう!↗』のように、選手たちは常に全力で、前向きな姿勢で、チームの勝ちを求めてグラウンド内を駆け回ってくれ、少しずつ逞しさを増してきていると実感しております。

    しかし、ENEOS野球部に求められているものは、『都市対抗野球大会優勝』です。まだまだ、道半ばであり、来シーズ以降もいくつもの苦難が待ち受けていると思いますが、個人個人がさらにレベルアップをして、『V12』を達成できるよう日々精進してまいります。

    また、今シーズン限りで岡部、西島、大場、田中、川端、嘉門(マネージャーとしてチーム残留)の6名は、ユニフォームを脱ぐこととなります。今後は社業に就きそれぞれの道に分かれますが、野球部での経験を活かし、次のステージでも活躍してくれると信じております。

    最後になりますが、今年も続きました新型コロナウイルスの状況下でも、野球をプレーできる環境を整えていただきました皆様に感謝申し上げるとともに、ENEOS野球部を応援してくださる全てのファンの皆様の期待に応えられるような2022年シーズンとなるよう戦ってまいります。今後とも、変わらぬご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.10 第92回都市対抗野球大会に向けて

    日頃からENEOS野球部へ温かいご声援を賜りまして、誠にありがとうございます。

    いよいよ「第92回都市対抗野球大会」が始まり、野球部においては新型コロナウイルス感染対策に万全を期しながら、この1年間鍛錬に励んできており、今大会が今年の集大成となります。

    西関東予選では、3チームの力が拮抗し、6年ぶりの代表決定トーナメントにもつれ込む厳しい状況となりましたが、劇的な幕切れで都市対抗本大会への出場権を勝ち取ることができました。接戦となった代表決定戦4試合を経験し、勝ち切れたことは、チームとしてさらにレベルアップできたことと実感しております。予選後からは、東芝からの強力な補強選手3名、吉村投手、吉田内野手、金子外野手も合流し、抜かりなく準備を進めてきました。

    今大会は人数制限があるものの有観客試合での開催となり、2年ぶりに応援団が復活するなど華やかな都市対抗野球大会が戻ってくるため、大勢の方々の前で野球ができる喜びを噛み締めながら、西関東予選同様に、本大会でも私たちの戦いぶりから「勇気や感動」を少しでも届けられるよう熱く戦い抜きたいと思います。粘り強い、勝負所に強い「ENEOS野球」を体現し、都市対抗野球大会12回目の優勝を勝ち取れるよう邁進してまいります。

    皆さまのご期待に添えるような結果を残せるよう挑んでまいりますので、引き続き、温かいご声援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.9 第92回都市対抗野球大会西関東予選に向けて

    日頃からENEOS野球部へ温かいご声援を賜りまして、誠にありがとうございます。

    間近に迫りました「第92回都市対抗野球大会西関東予選」は、今大会も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、無観客試合での開催が決定いたしました。

    野球部においては新型コロナウイルス感染対策に万全を期しながら、この1年間鍛錬に励んできました。さまざまな制約がある中で、選手たちは自分自身と向き合い、自問自答し、個人のレベルアップのためにひたむきに努力してきました。チームとしても一発勝負で「勝つ」こと、勝負所で「結果」を出すことに対して試行錯誤を繰り返し、厳しい状況が続く中でも、チームスローガンの「走・爽・そう!↗ ~○○の為に~」の通り、常に前向きに、全力で取り組んできた姿は、必ずや西関東予選で結果となって現れてくると信じております。

    2年連続での無観客開催となり、ファンの皆さまに試合会場でのご観戦や応援をしていただけないことは非常に残念に思っておりますが、LIVE配信・一球速報を通して熱い戦いをご覧になっていただき、このようなご時世だからこそ、私たちの戦いぶりから「勇気や感動」を少しでも届けられればと思います。粘り強い「ENEOS野球」を体現し、都市対抗野球大会・本大会への出場権を獲得できるよう邁進してまいります。

    皆さまのご期待に添えるような結果を残せるよう挑んでまいりますので、引き続き、温かいご声援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.8 第46回社会人野球日本選手権大会に向けて

    日頃からENEOS野球部へ温かいご声援を賜りまして、誠にありがとうございます。

    先日6月15日に抽選会が行われ、初戦が6月29日(火)12時30分、対戦相手はJR九州に決定いたしました。

    今年は、夏の日本選手権大会という初めての日程となり、1回戦は、ほっともっとフィールド神戸、2回戦以降は京セラドーム大阪の2会場で開催と、非常に対応力が求められる大会となります。

    チームは、第62回JABA長野県知事旗争奪大会で優勝を果たし、出場権を獲得したため、2ヶ月間じっくりとチーム強化を図ってきました。

    若手が多いチームですが、爆発力を持ってエネルギッシュに挑んでいき、チーム全員で1戦1戦を勝ち切れるよう戦ってまいります。

    コロナ禍で2年ぶりの開催となった日本選手権大会で、3度目の栄冠を手にできるよう万全の準備で臨んでまいりますので、皆さまの温かいご声援を賜りますようお願いいたします。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.7 2021シーズン開幕に向けて

    日頃からENEOS野球部へ温かいご声援賜り、誠にありがとうございます。

    2シーズン目の指揮を執ります、監督の大久保秀昭です。

    いよいよシーズンが開幕いたします。チームには、即戦力として期待される9名の新人が加わり、今シーズンに臨んでまいります。

    今年は、チームスローガンとして「走・爽・そう⤴!~○○の為に」を掲げました。

    昨年の結果に甘んじることなく、常に全力で走り抜け、若さ溢れる爽快な雰囲気を持って戦い、チーム全体の想いを1つに応援いただく皆様のために勝利をお届けする。こうしたチームを是が非でも作り上げるといった想いをこのスローガンに込めました。

    都市対抗での優勝を目指すには、部員一人ひとりが常に高い意識を持ち、一野球人であるとともに一社会人として規律ある行動をとり続けることが大切と考えます。こうした強い自覚を持ち、コロナ禍の閉塞感が続く中だからこそ、1つでも多くの明るい話題をお届けできるよう、時代の変化に対応しながら「勝ち」を追求していきたく存じます。

    皆様から応援される「常勝 ENEOS」と進化していけるよう邁進してまいりますので、今シーズンも温かいご声援を賜りますようお願いいたします。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.6 2020シーズンを終えて

    日頃からENEOS野球部への温かいご声援を賜り、誠にありがとうございます。

    先般行われました第91回都市対抗野球大会において、Hondaとの2回戦にタイブレークの末に惜敗し、2020シーズンが終了いたしました。1回戦の勝利で本大会通算100勝という記録は残せたものの、2回戦敗退の悔しい大会となりました。

    振り返るとコロナ禍により、多くの公式戦が中止となる非常に難しいシーズンでした。

    春先は、野球部活動自粛も余儀なくされましたが、選手たちは厳しい状況を投げ出さず、自粛期間の2ヶ月を、ひたすらに野球と向き合う時間にあてました。

    その成果は、最大の目標であった西関東予選で現れ、選手たちは張り詰める緊張感の中にも自分を見失うことなく、最高のパフォーマンスで応えてくれました。5年ぶりの都市対抗本大会への切符を勝ち取り、勢いそのままに迎えた本大会では、念願の都市対抗本大会通算100勝の金字塔を打ち立てることができました。今年のチームは、逆境に打ち勝つ粘り強さを持ち、『ドラマティック チェンジ』を体現しようと一丸となって戦っていく集団に成長できたと実感しております。

    しかし、ENEOS野球部に求められているものは、『都市対抗野球大会優勝』です。まだまだ、道半ばであり、いくつもの苦難が待ち受けますが、目標を見定め、チーム全員がレベルアップを図り、その先にある『V12』を達成できるよう、日々精進してまいります。

    また、今シーズン限りで樋口コーチ、山口マネージャー、渡邉、松本、宮崎、大平、鹿屋、高橋(優)、藤井【プロ入り】の9名は、チームを離れることとなります。今後はそれぞれの道に分かれますが、ENEOS野球部での経験を活かし、次のステージでも活躍してくれると信じております。

    最後になりますが、このコロナ禍で、私共が野球を続けることを支えくださいました皆様に心よりの感謝を申し上げるとともに、ENEOS野球部を応援してくださるファンの皆様の期待に応えられるような2021年シーズンとなるよう戦ってまいります。今後とも、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.5 都市対抗野球本大会に向けて

    日頃から野球部への温かいご声援を賜り、誠にありがとうございます。

    まずは新型コロナウイルスの影響がある中、今大会の開催にあたりご尽力いただきました関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。

    5年ぶりの本大会出場にあたり、皆様からの都市対抗史上初の通算100勝、そしてV12への期待感の高まりをひしひし感じております。

    6月の社名変更に伴い、チーム名も「ENEOS」となって初めての都市対抗野球大会に臨むこととなります。選手たちには皆様からの温かいご声援と、その想いに応えられるような白熱した試合を繰り広げることを期待しております。また見ている方々の心を動かせるような「新生ENEOS」の姿をお見せしたいと考えております。

    先ずは目の前に迫っております、史上初となる都市対抗野球大会通算100勝を達成し、その先にある7年ぶり最多記録を更新する12回目の優勝を目指して、一戦必勝でひとつひとつの勝利を積み上げていきたいと考えております。

    引き続き野球部への熱いご声援をよろしくお願いいたします。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.4 都市対抗野球大会西関東予選を終えて

    日頃から野球部への温かいご声援を賜り、誠にありがとうございます。

    まずは、新型コロナウイルスの影響がある中、今大会の開催にご尽力いただいた関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。

    都市対抗野球大会西関東予選において、東芝・三菱パワーを破り5年ぶりに本大会への出場権を獲得できたこと、素直に嬉しく思っております。勝利して喜んでいる選手の姿を見て、ここ4年間での予選8連敗は本当に辛かったのだと改めて感じました。選手たちの本大会出場に対する「執念」が浸透していたからこそ、出場権を獲得できたのだと思っております。

    また、これはチームが勝てない苦しい時期も、温かくENEOS野球部を応援していただきました皆様の支えがあったからこそ、得られた結果だと考えます。改めて、心よりお礼申し上げます。

    しかしながら、ようやくスタートラインに立てたに過ぎません。西関東第1代表ならびに横浜市代表として、本大会史上初となる大会通算100勝更にはその先にある12回目の優勝を目指し、一戦一戦、全力を尽くし戦ってまいります。

    引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.3 都市対抗野球大会西関東予選に向けて

    日頃から野球部への温かいご声援を賜り、誠にありがとうございます。

    野球部においては緊急事態宣言下では外出自粛を行い、全体練習もできないなど様々な制約を受けた中で、選手たちは自分自身と向き合い、考えながら練習に取り組んで参りました。その結果、6月から再開されたオープン戦では、春先とは比べものにならないくらい試合内容も変化し、チャンスは広がっていると考えております。

    日本選手権大会が中止となった今シーズン、西関東予選一発勝負にかける重みが増す中、チームスローガン「ドラマティックチェンジ~V字回復 忘己利他」の通り、劇的に変わったチームの姿をお見せします。

    今大会は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、無観客試合での開催が決定となり、ファンの皆様に試合会場での観戦、応援をしていただけないことは非常に残念に思っておりますが、先ずは皆様が期待している5年ぶりの都市対抗本大会出場へ向けて邁進して参ります。

    引き続き野球部への熱いご声援をよろしくお願いいたします。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.2 2020年公式戦一部中止について

    いつもENEOS野球部へ温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。

    コロナウイルスの流行により、社会人野球も活動自粛の対象となり、日本選手権大会を含む各種大会の中止が決まりました。弊部の活動も自粛中であり、いつグラウンドで思い切り野球をプレーできる日が来るのか、先が見通せない状況にあります。そんな中でも、現状を受け入れ、毎日今できることをひたむきに取り組んで、大一番の舞台で躍動する選手は誰なのか、どの選手なら全てを託せるのか、とにかく西関東予選に照準を合わせたチームのベストを今は見出しているところです。

    日本選手権大会が中止となった今シーズン、都市対抗予選の一発勝負にかける重みが増す中での本戦への出場、そして優勝が絶対的な使命と受け止め、自粛期間が終わりましたら、より一層のエネルギーを持って、チームスローガンの通り、劇的に変わったチームの姿をお見せします。

    今は、一日でも早く不安のない社会に戻るその日を信じて、命を守る行動を最優先に取り組んでいきましょう。そして、皆様と元気な姿でまた球場でお会いできることを楽しみにしております。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

  • Vol.1 2020シーズンに向けて

    2019年12月1日付で監督を拝命致しました大久保秀昭です。5年ぶりに指揮を執ることになりましたが、野球部が非常に厳しい立場に置かれていることは理解しております。

    JXTGグループの一体感を醸成する使命を全うすべく、スローガンに「ドラマティックチェンジ」を掲げました。チームメイト一人一人が野球に取り組む姿勢を見つめ直し、意識改革を行いながら、チーム目標である都市対抗出場そして12回目の優勝という悲願を成し遂げたいと考えます。アマチュア野球を牽引するチームという自覚ゆえに、一切の妥協はありません。全員が一つの目標に向かって劇的に変化した姿で今シーズンに挑んでいきます。

    また、結果もさることながら、規律と品格を体現して、誰にでも愛されるような野球界のお手本となるチームを目指していきます。最後に、応援してくださる全ての方々を笑顔にするために、懸命に励んでいく所存ですので、熱いご声援の程を宜しくお願い致します。

    ENEOS野球部監督
    大久保 秀昭

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